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ドラマ日記『べらぼう』(第7話)

江戸時代中期、江戸のメディア王として時代の寵児となった蔦屋重三郎(横浜流星さん)。お上に目を付けられても、面白さを追求。蔦重こと蔦屋重三郎の波乱万丈の生涯。笑いと涙と謎に満ちた痛快エンターテインメント大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の第7話「好機到来『籬の花』」。

蔦重は今の倍売れる細見を作れば、地本問屋仲間に参入できる約束を取り付ける。しかし西村屋(西村まさ彦さん)と小泉忠五郎(芹澤興人さん)が反発し、阻もうとする。

倍売れる本を作るべく、蔦重が周囲の協力を得ながら創意工夫、粘りに粘って完成させるまでが描かれました。「薄い本」に情報をびっちり入れ込もうとしますが、改訂に次ぐ改訂。浪人・小田新之助役の井之脇海さんが最高でした(笑)。

花の井(小芝風花さん)の五代目瀬川襲名というビッグニュースを、最後の最後に細見に入れ込むことに成功した蔦重の勝ち誇った表情。しかし、それを鶴屋(風間俊介さん)が悪い顔で見ていて。こういう表情をさせたら、風間さんは抜群ですね。

余談:朝ドラ『ばけばけ』の主演が決まっている髙石あかりさんが、佐藤勝利さんとW主演するドラマ『アポロの歌』がスタート。手塚治虫さんのダークサイド作品の雰囲気はよく出ています。特筆すべきは髙石さんの歌の上手さ!朝ドラの予習も兼ねて、初回だけでもお勧めします。





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