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「夫婦道」と翔也の告白…今週の『おむすび』(第12週)

“ギャル”の主人公・米田結(橋本環奈さん)が、あることをきっかけに “人のために役立つ喜び”に目覚め、“栄養士”を目指し、激動の平成から令和であっても、思いっきり楽しみ、時に悩みながら生きていく朝ドラ『おむすび』の第12週「働くって何なん?」。

結は、翔也(佐野勇斗さん)が野球部に所属している電器会社の社員食堂に勤めることになり初出勤する。しかし、食堂のリーダーである立川(三宅弘城さん)は、栄養士なんか要らないと言って、結をまったく相手にしようとしない。

栄養士として全否定された結が、一週間雑用ばかりやらされた月曜日。それでもギャル魂で、立川のメニューの問題点を指摘すると、逆切れした立川は辞めると言い出し。

谷岡総務部長(浅雛拓さん)が執り成してくれたのですが、家でその話をしたところ、理髪店のHP開設話を絡めて、父・聖人(北村有起哉さん)と母・愛子(麻生久美子さん)の夫婦喧嘩が勃発。

結と原口(萩原利久さん)がタッグを組んで、教えてくれない立川のレシピを密かに探っていた火曜日。翔也は肩に痛みを感じるものの、結に言い出せず。そんな二人のデート現場に、幼馴染の陽太(菅生新樹さん)が出張ついでに現われて…。

大学野球ではホームラン王に輝いた、新人スラッガー大河内勇樹捕手役として中山翔貴さんが今週から登場。タレントの中山秀征さんと元宝塚歌劇団の白城あやかさんの長男。今期は『わたしの宝物』『無能の鷹』にも出演。『しろめし修行僧』での主人公(岡部大さん)の弟役が印象に残ります。

システムエンジニアになった陽太に、愛子が理髪店のHPの相談をした水曜日。しかし、不要派の聖人とまた揉めはじめ。一方、結と原口が密かにやっていた社員食堂のメニュー作りが、ついに立川に見つかってしまい。「言われたことだけやっとけ!」と怒られるも、立川も何か感じた様子。

立川の件を家で話すと、理髪店のHP開設話を絡めて夫婦喧嘩が再発。聖人の言ってはいけない一言に、愛子は能面の表情→家出ストライキ。同じ頃、長年バッテリーを組む幸太郎(大原由暉さん)から「肩痛めてるだろ?」と声をかけられた翔也。野球が出来なくなるかも知れない恐怖を吐露。

立川が結に日替わりメニューを任せた木曜日。この朝ドラって、キャラ変したかのように急にデレがち(笑)。社員にも大好評で注文が殺到。そのせいで、他のメニューに皺寄せがきて、ランチが食べられない社員が出てしまい…。

予算・味・栄養が合格でも、調理時間及び食堂全体を上手く回すことまで考えが及ばなかった結。それは働く上で重要な利益に直結。立川は今回のことを総務部長に謝罪に行くと言い、それは責任者だから当然だと。つい数日前には、臍を曲げて辞めると子供じみたことを言っていたのに(笑)。

理髪店は愛子の家出ストライキにより、聖人はてんてこ舞い。出来る男を演じていた陽太は、結に本当のことを告白。そして、翔也は大河内との一打席限り対決の末に崩れ落ち…。

理髪店に新規の客が次々やってきて、聖人がさらなるてんてこ舞いになった火曜日。そこに愛子が帰宅し、問題はあっという間に解決。聖人は愛子に全面降伏。「苦しいことも嬉しいことも、一緒に分かち合いたい」という愛子の言葉が、来週以降の結の道しるべとなるのでしょう。

翔也から呼び出しを受けて、プロポ―ズと思い込んだ結はウキウキ。野球のグラウンドでキャッチボール始めた二人でしたが、翔也の玉は緩く。肩を壊し、野球がもうできないかも知れないという翔也の告白に、結は…。

紆余曲折はあるでしょうが、翔也は野球以外の第二の人生を模索し、結も見捨てることなく、二人で歩んでいくのでしょう。

余談:NHK『あさイチ』プレミアムトークが気になるゲストの時は、未視聴ドラマよりも先にそちらを優先しがち。昨日の有村架純さんの回も楽しかったです。

朝ドラ『あまちゃん』の頃って、まだ二十歳ぐらいだったんですよね。自分が同じ年の頃は「何者でもない」若造でしたが、才能ある、本当の意味での「芸能」人は若い頃から違います。


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