
新ドラマ『unknown』&『グランマの憂鬱』&『大奥 season2』
前クール『エルピス-希望、あるいは災い-』は様々な意味で注目されましたが、その一つがカンテレのプロデューサー・佐野亜裕美さん。TBS時代は『カルテット』などの名作を手掛けた佐野さん。『エルピス』の企画をどうしても実現させるべく、TBSを退社しカンテレに移籍。
【From THE FORWARD Vol.6】
— THE FORWARD〈公式〉【実業之日本社】 (@THEFORWARD125) February 22, 2023
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「物語の持つ良いほうの力を信じたい」
『カルテット』や『エルピス -希望、あるいは災い-』など、数々の人気ドラマを手がけているドラマプロデューサーの佐野亜裕美さん。彼女が直面する物語やプロデューサーという仕事の現在地とは
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企画立案からキャスティング、予算まで統括するドラマプロデューサー(P)。出演者や脚本家と共に、Pに注目すると、ドラマはさらに面白く、各局に有名な女性Pがいたりします。TBSなら磯山晶さんや新井順子さん、日本テレビなら櫨山裕子さん、テレビ東京ならば祖父江里奈さんとか。
テレビ朝日ですと、『ドクターX』シリーズの内山聖子さんが有名ですが、若手ですと『おっさんずラブ』の貴島彩理さんが注目を集めています。父親は『愛していると言ってくれ』などの名作を数多く手がけた元TBS
の名プロデューサー・貴島誠一郎さん。
「春田と牧のプロポーズを超える新作を……」『おっさんずラブ』Pが明かす“「-in the sky-」誕生秘話”
— 文春オンライン (@bunshun_online) October 10, 2020
『おっさんずラブ』プロデューサー・貴島彩理さんインタビュー #2 #おっさんずラブ #貴島彩理 #文春オンラインhttps://t.co/FObkE6o5fL
そんな貴島Pの新ドラマ『unknown(アンノウン)』が4月期に放送。主演は高畑充希さんと田中圭さん。脚本は『おっさんずラブ』『六本木クラス』の徳尾浩司さん。演出にも瑠東東一郎監督が加わるなど、『おっさんずラブ』チーム再集結のようですが、吸血鬼が登場するラブサスペンスのようです。
愛を誓い合った週刊誌の記者・闇原こころ(高畑さん)と交番警察官・朝田虎松(田中さん)。しかし、実はそれぞれ決して言えない重大な秘密を抱えていて…。さらに、2人が暮らす町で、凄惨な殺人事件が発生。2人のラブストーリーに、予測不能な連続殺人事件が絡み合う壮大なラブ・サスペンス。
高齢社会を反映してか、老人が主人公のドラマというのも時折登場します。石坂浩二さんの『やすらぎの郷』、佐野史郎さんの『限界団地』、三田佳子さんの『すぐ死ぬんだから』、松坂慶子さんの『一橋桐子の犯罪日記』とか。大地真央さんの『最高のオバハン 中島ハルコ』も入れていいかも。
そんな元気なグランマが主人公の『グランマの憂鬱』が4月8日からスタート。主演は萬田久子さん。高口里純さんの漫画原作で、脚本は朝ドラ『だんだん』の森脇京子さん、『いとしのニーナ』の阿久津朋子さん、『やんごとなき一族』の的場友見さん、『しもべえ』の遠山絵梨香さん。
ある“村”で代々総領職を務めるグランマ・百目鬼ミキ(萬田さん)が、時に孫と、時に村の個性あふれるキャラクターたちと、日常で巻き起こる家族・仕事・生活の問題を、一刀両断していく“痛快ほっこり物語”。
最後は、現在放送中の『大奥』続編情報。今秋にseason2が放送されることが決定。10代家治、11代家斉、13代家定、14代家茂、そして幕末・大政奉還の物語が展開。脚本はもちろん森下佳子さんが続投。キャスト発表を楽しみに待ちたいと思います。
吉宗の遺志を継ぎ若き医師たちが『赤面疱瘡』撲滅に向けて立ち上がるその後の物語から、女将軍をはじめとした幕府の人々が、“江戸城無血開城”のために奔走した幕末・大政奉還の物語を初めて映像化。