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ドラマ日記 『正直不動産２』（第3話）＆『Eye Love You』（初回）

あく

嘘のつけない不動産営業マン・永瀬財地（山下智久さん）とカスタマーファースト命の月下咲良（福原遥さん）の名コンビが活躍するシリーズ第２弾。不動産情報はもちろん、明日への活力を与える痛快ビジネスコメディー『正直不動産２』の第3話。

狭小住宅に住む岡田夫妻（浅利陽介さん・佐津川愛美さん）は自宅の売却を希望している。娘（永尾柚乃さん）のために、広い家に引っ越したいのだ。担当の月下は、買い手を見つけられずに苦戦する。

今回の見どころは、『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』シリーズの山下さんと浅利さんの再共演。メインエピソードのゲストなので、ガッツリ組んでました。

狭小住宅売却を巡って、月下とミネルヴァ不動産の花澤涼子（倉科カナさん）が張り合う展開で、ラーメン屋でのマシマシ注文シーンも面白かったです。子役の永尾さんは『ブラッシュアップライフ』のチビ麻美でした。

テレパス能力を持つ本宮侑里（二階堂ふみさん）が、超ストレートな年下の韓国人留学生ユン・テオ（チェ・ジョンヒョプさん）と出会い、新たな恋に踏み出していくファンタジック・ラブストーリー『Eye Love You』の初回。

チョコレートショップの社長・本宮侑里には、ある秘密があった。それは目を見ると心の声が聞こえる“テレパス”の力を持っていること。そんな侑里はある日、デリバリー配達員のユン・テオと出会う。

テレパスというと、筒井康隆さんの小説『家族八景』『七瀬ふたたび』のような人間の闇（特に性的な）を想起しますが、本作はそうした毒気は薄目で見やすい作りになっています。

非対面ながら、テオは配達時にラッコのイラスト付きのメッセージを残していて、少しづつ二人に関係性が生まれ、アクシデントをキッカケに、テオが手作りのスンドゥブを侑里にあげたことからさらに距離が縮まり、最後は侑里の会社のインターンとして、テオがやってくるというベタな展開で終わりました。

最近の韓国ドラマには疎いので、チェ・ジョンヒョプさんは初見ながらいいですね。テオのキャラクターそのままな無邪気な笑顔。二階堂さんとの身長差も映えますね。

人の心が読める侑里ですが、テオの心の声は韓国語であり、字幕も出ないことから、そのもどかしさが視聴者にも共有されるという上手いやり方（後で、TVerの心の声字幕付きバージョンがあることに気が付きました）。

ここ2年程、今一つなTBS火曜ドラマ枠ですが、本作はなかなか良さそうです。山下美月さんや清水尋也さんは好きな俳優ですし、福岡の芸人ゴリけんさんが何故か出ている。炎上しがちな立川志らくさんが、侑里の父親役として意外にいい演技。

追記：ドラマ『セクシー田中さん』の原作者である漫画家の芦原妃名子さんが亡くなられました。26日に芦原さんがＸに投稿した内容を読んで、関連記事を注視していただけに、あまりにも残念な結末。犯人探しという意味ではなく、日本テレビは検証番組を放送した方がいいんじゃないかな。


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