ドラマ日記『大奥 season2』(第9話)
吉宗の遺志を継ぎ、若き医師たちが「赤面疱瘡」撲滅に向けて立ち上がるその後の物語から、女将軍をはじめとした幕府の人々が、江戸無血開城のために奔走した幕末・大政奉還の物語までを描く『大奥 season2』の第9話。
家定(愛希れいかさん)亡き後、14代将軍となった家茂(志田彩良さん)は、諸侯たちの反感を抑えるため、井伊直弼(津田健次郎さん)が推し進めていた公武合体で、和宮(岸井ゆきのさん)を迎え入れた。しかし、朝廷から降嫁してきた和宮は偽物で、しかも女性だったことが発覚。
偽物の和宮の正体は、その姉。生まれつき左手がなかったため、その存在自体ないものとして、座敷牢の中で乳母・土御門(山村紅葉さん)に育てられていたのでした。
母・観行院(平岩紙さん)の愛情に飢えていた彼女は、本物の和宮(中嶋海央さん)が降嫁を拒否して自殺しようとしたことから、身代わりで江戸に行くことを申し出。付き添いの母と一緒にいられるという思いからでした。
捻くれた物言いで、当初は家茂と距離を取っていた和宮でしたが、彼女が食欲旺盛だという点に着目し、もはや『大奥』名物と化したカステラなどスイーツを用いて、家茂はその頑な心を解きほぐし。さらに、自己肯定感低めな彼女に「掛け替えのないお人」「世の光」と声をかけ、和宮も涙で完落ち。
岸井さん、志田さん、平岩さん、山村さん4女優の競演が良かったですね。それと、天璋院(福士蒼汰さん)が連れてきた白猫。かつて家光(堀田真由さん)と有功(福士さん)の距離を縮めた白猫・若紫が転生してきたのかな。今回も可愛いい。
次回、家茂が最初の上洛へ。残り2話だけに、どこまで進むのか。すでに名残惜しい。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?