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ドラマ日記『どうする家康』(第34話)&『VIVANT』(第8話)

今川家の人質としてひっそり生涯を終えると思っていた元康(後の徳川家康=松本潤さん)が、個性派だらけの家臣団の助けを借りながら、乱世に飛び込んでいく、スピード感あふれる波乱万丈のエンターテイメント『どうする家康』の第34話「豊臣の花嫁」。

打倒・秀吉(ムロツヨシさん)を誓ったはずの数正(松重豊さん)が、豊臣方に出奔し、徳川家中に衝撃が走る。敵に手の内を知られたも同然となり、家康は追い詰められるが、そこに未曽有の大地震が発生し、両軍戦どころではなくなる。

直接の戦ではなく、家康を上洛させることで臣下の礼を取らせたい秀吉は、妹の旭(山田真歩さん)を離縁させ家康に嫁がせますが、それでも家康は上洛拒否。秀吉はついには自分の母まで人質に出そうとしてきて。

そんな時、数正が残した築山を思い出させる押し花から、出奔の真の理由を知った家康。亡き妻・瀬名(有村架純さん)に囚われていた自分の頑なな心に気が付き、ついに上洛を決意しました。

旭といえば、『真田丸』における清水ミチコさんの仏頂面の怪演も記憶に残りますが、今回の山田さんも真逆なキャラを熱演していました。『半径5メートル』における編集者役が印象的な女優。

限界突破のアドベンチャードラマ『VIVANT』の第8話。

別班、ひいては国を裏切ってまでも乃木(堺雅人さん)が果たしたい“想い”。訪れる父・ベキ(役所広司さん)との40年越しの再会。別班を裏切った乃木、テントのリーダーのベキ、幹部としてベキを支えてきたノコル(二宮和也さん)…それぞれの想いが絡み合い、予測不能な物語が紡がれる。

自分の息子だという乃木を容易には信じられないベキは、まず黒須(松坂桃李さん)を撃つよう命じますが、ノコルが一発しか弾丸が入っていなかった銃に替えさせたことで、黒須は命拾い。結局、DNA鑑定でベキと乃木が親子であることが確認され、「よく、生きていた」とベキも涙。

テントが運営している児童養護施設に連れられてきた乃木。施設の責任者であるヤスダ(音尾琢真さん)の不正に早速気が付き、音尾さんあっという間に退場(笑)。乃木はノコルの会社で働くことになり、厚待遇。血の繋がらいノコルは複雑な表情。

大量の土地を買い漁っているテント。新国家建設説もあるようですが、どうなんでしょうね。次回は、夜7時から9時30分までが生放送SPで、その後第9話本編を夜9時30分から10時49分まで放送。これは見るのも大変です。

余談:次回の『安住紳一郎の日曜天国』のゲストは堺雅人さん。一日、TBSを電波ジャックするのかな。いずれにしろ楽しみ。


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