ドラマ日記『光る君へ』(第23話)&『アンチヒーロー』(第9話)
平安時代、京に生まれたまひろ→紫式部(吉高由里子さん)。数歳年上の藤原道長(柄本佑さん)とは、少女の頃に知り合い、惹かれ合うも、身分差に阻まれ。別の男性と結婚するも死別。娘を育てながら、「源氏物語」を書き始める大河ドラマ『光る君へ』の第23話「雪の舞うころ」。
朱(浩歌さん)は三国(安井順平さん)を殺していないと、日本語で主張する周明(松下洸平さん)に驚くまひろと為時(岸谷五朗さん)。周明が連れてきた下人が、光雅(玉置孝匡さん)に朱が殺したと言えと脅されていたと証言する。
釈放された朱は、日宋貿易の密命を帯びていたことを為時に告白。周明は辛苦の半生をまひろに打ち明け、二人は急速に親しくなりますが、宣孝(佐々木蔵之介さん)が訪れ、まひろに「妻になれ」とド直球のプロポーズ。まひろと道長の関係に気が付いた周明は野心があるようで、朱と密約。
京では、一条天皇(塩野瑛久さん)が出家した定子(高畑充希さん)を忘れられず、入内した女御にも会おうとせず。そんな中、定子が女の子を出産したことから、東宮である居貞親王(木村達成さん)はチャンスが回ってきたと沸き立ち。東宮妃・藤原娍子役に朝倉あきさん。
主人公・明墨正樹(長谷川博己さん)は、犯罪者である証拠が100%揃っていても、無罪を勝ち取る“アンチ”な弁護士。“アンチ”な弁護士は正義か悪か!?新たなヒーローが常識を覆す、逆転パラドックスエンターテインメント『アンチヒーロー』の第9話。
12年前の事件、唯一の冤罪の証拠である動画が伊達原(野村萬斎さん)によって消された。 明墨は桃瀬(吹石一恵さん)の意思を継ぎ志水(緒形直人さん)の冤罪を晴らすことは不可能なのか―。 赤峰(北村匠海さん)と紫ノ宮(堀田真由さん)は、独自の視点で12年前の事件を洗い直す。
検事時代の同僚であった桃瀬礼子から、明墨へのバトンが描かれた回。吹石さんは2015年に福山雅治さんと結婚して以来、9年ぶりのドラマ出演ながら、志半ばで病に倒れるまでをしっかりと演じました。
紫ノ宮の父・倉田(藤木直人さん)から新たな証言が取れ、突破口が見つかったかに思えましたが、明墨の事務所のパラリーガル・白木凛(大島優子さん)の裏切りにより、明墨は証拠隠滅罪で逮捕。
絶体絶命の中、次回が最終回。逆転劇になるのは間違いないでしょうから、これまで微妙な表情を見せてきた伊達原の部下・緑川歩佳(木村佳乃さん)が何かしら動くでしょうし、白木も実は…パターンかな。にしても、志水の冤罪が晴れたとして、12年前の真犯人は見つかるのでしょうか?