ドラマ日記『量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-』(初回)
東京で働く小向璃子=リコ(与田祐希さん)が、祖父の死をきっかけに遺品の作りかけのプラモデルを発見し、初めてプラモデルを作ってみることに。リコと家族のひと夏を描いたホビー・ヒューマンドラマ『量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-』の初回。
祖父の遺品の中から出てきたのは“作りかけのプラモデル”。道半ばだと感じたリコは、プラモデルを完成させるべく「矢島模型店」へと向かう。そこで出会った店主のやっさん(田中要次さん)からプラモデルを作ってみるように導かれ…。そして、命が吹き込まれたプラモデルを見てリコは…。
『量産型リコ』シリーズの最終章と位置付けられた作品。これまでは、会社と矢島模型店が主な舞台だったのが、会社が実家に置き換わったところが大きな変化。
リコは三姉妹で、長女・侑美役が市川由衣さん、三女・香絵役が佐月絵美さん。母親役で浅香唯さんが起用されているのは、浅香さんが、『スケバン刑事III 少女忍法帖伝奇』の風間三姉妹だったからでしょう(笑)。
矢島模型店でのシーンはこれまでの「型」を踏襲しつつ、新味も出してきた印象。リコがしばらく休みを取って、実家で過ごすことになったところで終了。田舎が舞台ということもあって、なんか前2作より落ち着く感。
余談①:高橋一生さん主演のSPドラマ『ブラック・ジャック』をやっと視聴。狂言回しの井之脇海さんと山中崇さんが朝ドラ『ちむどんどん』味。ピノコ役の子役・永尾柚乃が達者。BJへの恋心が見えました。
余談②:NHK『ドキュメント72時間 日本海 フェリーで旅する人生行路』。日本だけでも、まだまだ知らない世界がありますね。ナース資格最強。
余談③:NHK『漫画家イエナガの複雑社会を超定義 黒船襲来!?ホテル戦国時代がやってくる?』。海外資本ホテルのオープンラッシュをどう見るか。なかなか深いテーマでした。
余談④:NHK『映像の世紀バタフライエフェクト ワイマール ヒトラーを生んだ自由の国』。ヒトラーを用意したのは民主主義と大衆(衆愚
)であったという皮肉。東京都民に特に激賞。
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