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ドラマ日記『光る君へ』（第44話）

あく

平安時代、京に生まれたまひろ→紫式部（吉高由里子さん）。数歳年上の藤原道長（柄本佑さん）とは、少女の頃に知り合い、惹かれ合うも、身分差に阻まれ。別の男性と結婚するも死別。娘を育てながら、「源氏物語」を書き始める大河ドラマ『光る君へ』の第44話「望月の夜」。

道長は公卿らにも働きかけ、三条天皇（木村達成さん）に譲位を迫るも、代わりに三条の娘を、道長の息子・頼通（渡邊圭祐さん）の妻にするよう提案される。しかし頼通はすでに妻がいるため、その提案を拒否。

頼通が病気になったことにして、やり過ごした道長でしたが、三条天皇は藤原実資（秋山竜次さん）が授けた秘策で、敦明親王（阿佐辰美さん）を東宮にすることを条件に譲位。

彰子（見上愛さん）の息子・敦成親王が9歳で即位し、後一条天皇に。道長は摂政と左大臣を兼務することになりますが、権力の集中が宮廷内に不協和音を招き、昔からの親友である藤原公任（町田啓太さん）が、皆を代表して道長に引導を渡しました。

道長の後釜として頼通が摂政に。三条天皇は亡くなり、道長の三女・威子（佐月絵美さん）が後一条天皇に入内し中宮に。彰子（見上愛さん）が太皇太后、姸子（倉沢杏菜さん）が皇太后と、道長の娘三人が后となった「一家三后」。

栄華を極めた道長でしたが、娘たちからは自分たちを利用していると不評。そんな中、宴の席で道長が詠んだ有名な「望月の歌」。道長から返歌を求められた実資でしたがそれを断り、皆で唱和。

かつて、道長とまひろが逢瀬の中で見た月の映像がオーバーラップ。唱和の中で、二人だけが通じ合っているという表情。「秘め事」とはかくありたいものです（笑）。

余談1⃣：髙石あかりさんが主演する2025年度後期朝ドラ『ばけばけ』。主人公の夫役が11月27日に発表されるそうです。可能性としては①外国人②ハーフ③外国人っぽい日本人俳優が考えられますが、さていかに。

余談2⃣：朝ドラ『カムカムエヴリバディ』再放送が第4話まで進んでいます。子役時代は僅か2話で、3話ですでに安子（上白石萌音さん）が稔（松村北斗さん）と出会うスピード感。

そして第4話では安子の娘・るい命名の由来であるルイ・アームストロングと、本作のテーマとなる「ひなたの道」につながる「On the Sunny Side of the Street」の曲がかかるなど、あらためて見ると全ての種がすでに蒔かれていたことに気が付く第一週となっています。「NHKプラス」で配信中。


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