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ドラマ日記『最高の教師』(4話)&『ハレーションラブ』(初回)

卒業式の日に4階から突き落とされた教師・九条里奈(松岡茉優さん)が、「死にたくない!」と願った瞬間、始業式の日の教室に戻り、真相を突き止めるために、生徒と本気で向き合っていく“新時代”の学園ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』の第4話。

九条は隠していた自分の『二周目』の人生をついに夫:蓮(松下洸平さん)へと告げることに…。そして『一周目』の人生で卒業式の日に、自らを殺めた可能性のある最大の容疑者へと目線を向けることになる。

前回まで、一軍カースト下位のモブキャラだと思われていた江波(本田仁美さん)がフォーカスされた今回。優秀な妹の美紀(葛西杏也菜さん)ばかりが可愛がられ、「居場所がない」という想いから、常に周囲の顔色を窺っていた江波。

そんな江波に告白してきたのが、年上の幼馴染の浜岡修吾(青木柚さん)でしたが、実際にはマッチングアプリのサクラに江波を利用しようとしていました。1回目の人生で、江波が浜岡を刺すことを知っていた九条は、江波に警告。しかし、当然そんなことを信じられない江波は反発。

浜岡の目的に気が付きながら、見てみぬふりをしていた人物がもう一人。実は江波に好意を寄せていた、浜岡のバンド仲間でクラスメートの栖原竜太郎(窪塚愛流さん)。九条は浜岡の未来の悲劇を栖原にも伝え。

薄々、浜岡の目的に気が付きながら、「居場所」として浜岡を受け入れようとしていた江波でしたが、九条に盗聴した浜岡の会話を聴かされ、深く傷つき。

そんな江波を公園に呼び出し、励ましたのが栖原。「傷ついた江波になんて声かけるべきか考えてた。ねえよ、居場所なんて。生きて立ってるだけで十分じゃん。てか、立ってるだけの自分を誇れよ。江波のこと好きなんだから」と告白しました。暗い学園ドラマに、青春恋愛モードが救い。

九条のクラスのボス格・相楽(加藤清史郎さん)と浜岡が裏でつながっていたり、星崎(奥平大兼さん)が九条のタイムリープに気が付いていたりと、今後の伏線も。

写真店を母と営みながら、大学に通う女子大生・深山朱莉(髙橋ひかるさん)が依頼された1本のフィルムと、15年ぶりの幼馴染の藤原昴(一ノ瀬颯さん)との再会。三角関係の中で炙り出される恐ろしい真実…衝撃のラブサスペンス『ハレーションラブ』の初回。

平和な街で、亡き父が残した写真店「ミヤマカメラ」を母と一緒に営みながら、地元の大学に通う女子大生・深山朱莉。ある日、店に珍しく新しい客・浅海恭介(眞島秀和さん)が訪れ、1本の古いフィルムの現像を依頼する。そこに写っていたのは、朱莉にも見覚えのある“あるモノ”で…。

大手芸能事務所のオスカープロモーションが年末恒例で発表する、所属女優の晴れ着写真。昨年の写真を見てみると、中心にいるのは小芝風花さん、その次が髙橋さん。いわば、事務所内の“序列”。深夜ドラマ中心ながら、髙橋さんも主演が多く、今回は役も合ってる印象。

浅海のフィルムは「大切な人」が残したもの。公式HPによると、最愛の彼女を亡くした過去があるようなので、恐らくその人でしょう。そんな浅海の行方を朱莉に尋ねてきた探偵の小田桐真美(内藤理沙さん)。咄嗟に知らないと嘘をつく朱莉。

15年ぶりの再会でもすぐに打ち解けた昴と朱莉。そんな昴の兄は火事で亡くなっていました。その火事を見ていた幼き日の朱莉。昴が帰ってきたのは何か目的があるのか。

朱莉を盛んに口説こうとしていた大学職員の槙田柚生(吉村界人さん)は誰かに襲われた模様。女好き設定なので、そちら関係か、あるいは…。

ラスト、「ミヤマカメラ」の店先に、何者かによって大量の赤い短冊が。そこには「どこかトオクにいけまスよう二」という文字。15年前の火事とも関係がありそうです。サスペンスとしてはいい仕上がり。

余談:街角ピアノのドキュメント番組が時々ありますが、現在NHKで配信中の愛知県岡崎市編も素晴らしかったです。どんな人の人生にも、ドラマがありますね。


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