ドラマ日記『何曜日に生まれたの』(第3話)&『真夏のシンデレラ』(第7話)
ある出来事をきっかけに、18歳から10年間引きこもり生活を送る無職の黒目すい(飯豊まりえさん)が、高校の同窓会の招待状が届いたことから始まる物語。先が読めない予測不能の衝撃作『何曜日に生まれたの』の第3話。
過去のわだかまりを少しずつ解消し、笑顔が戻ってきたすいの元に1本の電話が…。それはサッカー部のマネージャー仲間で親友の瑞貴(若月佑美さん)だった。10年ぶりに再会を果たすのだが、瑞貴から2年前に江田(井上祐貴さん)と結婚したという事実を突きつけられる。
高校時代のすいと瑞貴は、共に江田が好きだったため、自分からは告白しないという協定を結んでいましたが、ちゃっかり裏切っていた瑞貴。雨宮(YU)の事故後には、すいに「消えて欲しいの。私と彼の前から」の言葉を浴びせ。そして、江田の妻の座についていた瑞貴。
ショックを受けるかと思いきや、あっさり二人を祝福したすい。瑞貴は江田が結婚のことをすいに話していなかったことが気に入らなかったようで、彼氏がいるという(嘘)すいと彼氏と江田夫妻での食事を提案。すいに結婚を見せつけると共に、ワンチャン狙いの可能性がある江田に釘をさそうというわけです。
公文(溝端淳平さん)に彼氏のフリをするように頼むも断られ、一人で食事会に出かけたすいですが、瑞貴に彼氏の存在を疑われ。そこに颯爽と登場した公文。にしても、初回が嘘のようにすいが洗練されてきましたね。すでにモデルレベル。まっ、実際飯豊さんはファッションモデルですからね。
海辺で一緒に生まれ育った“海辺のシンデレラ”である女友達3人と、一流大学に入学し、それぞれの道へ進み優等生な日々を送る男友達。住む世界の異なる男女8人が真夏の海で運命的に出会う恋愛群像劇『真夏のシンデレラ』の第7話。
夏海(森七菜さん)は、朝の支度で忙しい最中も、健人(間宮祥太朗さん)とメッセージのやり取りをしていた。健人から送られてきたかわいいクジラのスタンプを見て、思わず笑顔になる夏海。するとそこに、思わぬ人物が現れる。夏海や海斗(大西利空さん)の母・茜(横山めぐみさん)だった。
7年前に出ていった母親ですが、理由は明かされぬまま。しかも父の亮(山口智充さん)とは連絡を取り合っていたという謎。それでも夏海や海斗は茜を歓迎。しかし、茜は借金があるらしく、彼氏と聞いた健人にいきなり援助を申し込んだり、店の金を抜こうとしたり。
一方、距離が近まった宗佑(水上恒司さん)と理沙(仁村紗和さん)でしたが、理沙の息子・春樹(石塚陸翔さん)が警戒感。行方不明となり捜索していると、元夫の翔平(森崎ウィンさん)の元に行っていました。この一件で、理沙は宗祐に別れを告げ。
もう一組の愛梨(吉川愛さん)と修(萩原利久さん)。前回のキス未遂事件でお互い悩む中、三角関係の一角だった守(白濱亜嵐さん)が両者に助け舟。二人は無事付き合うことになりました。
一種のアダルトチルドレン(ケアテイカー)と推測される夏海に、弱さを見せてもいいと健人は抱きしめ、二人の仲はより深まりました。しかし、次回はそんな二人の間に、新たな女性・安藤皐月(山崎紘菜さん)が割って入るようです。
余談:昨日のNHK『土スタ』ゲストは、ドラマ『わたしの一番最悪なともだち』に出演中の蒔田彩珠さんと髙石あかりさん。蒔田さんを知る人物として、是枝裕和監督がVTR登場。蒔田さんの相談相手で、遠い親戚の叔父さん的な立場だとか。すごい「後見人」を持ってるなあ。