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ドラマ日記『TOKYO MER』(第3話)&『青天を衝け』(第23話)

救命救急チーム“TOKYO MER”の活躍を描く、ヒューマンドラマ『TOKYO MER~走る緊急救命室~』第3話。天使のような可愛い子役二人は、あの作品に出ていました。

重病の少女を人質にした、立てこもり事件発生!現場に急行した喜多見(鈴木亮平さん)は、少女に薬を渡さないと命に危険があると主張するが、警察はメンツを気にして口を出すなと対立。発作の危機が迫る少女の命を守るため、看護師の夏梅(菜々緒さん)は自ら身代わりを志願。

立て籠り犯は少女のDV父で、無理心中を狙っての犯行。人質になった夏梅と少女を一度は救出されるも、SITの隊員が撃たれ、再び夏梅が人質になるという展開。

警察組織の保身や腐敗はドラマによく描かれますが、ここまで「無能」に描くとちょっと白けるというか、後のドラマチック展開も醒めてしまいました。娘を迎えに行く前に、事情聴取が先とか。荒唐無稽な設定でも、惹きつける脚本とスピード感のある演出で、1・2話はよかったんですけどね…。

とはいえ、可愛い子役が二人登場したのは◎。重病の少女・日葵役は『監察医朝顔』の主人公(上野樹里さん)の娘・つぐみ役でお馴染みの加藤柚凪(かとう ゆずな)さん。その天使ぶりが毎回話題に。今回も難しい役をよく演じていました。

夏梅の娘役を演じたのは、「日清 ご褒美 ラ王」のCMで、白天使役だった北平妃璃愛(きたひら  ゆりあ)さん。昨年放送されたドラマ『岸辺露伴は動かない』の第3話にも、印象的な役で出演していました。 

次は、“日本資本主義の父”と呼ばれる、渋沢栄一(吉沢亮さん)の激動の人生を描く、大河ドラマ第60作『青天を衝け』の第23話。

篤太夫(栄一)が当面の資金繰りに奔走し、昭武(板垣李光人さん)は留学を続けていた。同じ頃、日本では西郷(博多華丸さん)が軍備を整え、岩倉(山内圭哉さん)と大久保(石丸幹二さん)が王政復古への動きを進めるが、慶喜(草彅剛さん)は先手を打って大政奉還を宣言する。

東京五輪による放送中止前の最後の放送。フランスでは、水戸藩士らの断髪シーンがコミカルに描かれると共に、血洗島では、栄一の養子となった平九郎(岡田健史さん)とてい(藤野涼子さん)の恋模様も。

一方、先手を打って大政奉還する慶喜と家康(北大路欣也)がリンク(シンクロ)。ところが、戦う気満々の西郷(薩摩藩)により仕掛けられた罠に、まんまとハマってしまった幕府側。次回放送は8月15日(その後も、パラリンピックで休止あり)。



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