心の友と寿恵子との出会い…今週の『らんまん』
江戸時代末期、土佐の裕福な商家に生まれた、後の天才植物学者・槙野万太郎(森優理斗さん→小林優仁さん→神木隆之介さん)。東京帝大植物学教室の助手として研究に没頭。理不尽な目に合うも、夢のために情熱を失わず突き進んでいく、朝ドラ『らんまん』の第3週「ジョウロウホトトギス」。
18歳になった万太郎として神木さんが本格登場した月曜日。相変わらず植物に夢中で、「峰屋」の当主としての自覚が足りない様子。
一方、縁談話が次々舞い込む綾(佐久間由衣さん)でしたが、酒造りへの興味が尽きず。蔵人の幸吉(笠松将さん)に酒造りを教わることになり。その様子を見ていた竹雄(志尊淳さん)は複雑な表情。
そんな中、東京で開かれる内国勧業博覧会に「峰屋」の酒を出品しないかという話が舞い込んできて…。
博覧会に向けて「峰乃月」の試飲が行われた火曜日。綾が幸吉の協力の元、密かに作らせていた新たな酒は、タキ(松坂慶子さん)によって退けられ。
幸吉に謝罪する綾に、子供時代に拾っていたかんざしを返した幸吉。さらに距離が縮んだ二人に動揺する竹雄は、水被ぶりで気を鎮め。綾と幸吉と竹雄による三角関係が勃発しました。
船や汽車を乗り継ぎ、万太郎と竹雄が東京に到着した水曜日。博覧会の展示物に目を見張る二人。全国の蔵元が集まる場では、互いの酒を試飲することになるも、万太郎は一滴も飲めない体質。しかし、どうしても断り切れず…。
酔った万太郎は、下戸下戸と蛙の王子様コンプレックスを吐露。竹雄が水を取りに行った隙に、木に登り。野次馬がその様子を眺めている中、万太郎の運命の人・寿恵子(浜辺美波さん)が、降りるよう説得。寿恵子の美しさに、思わず木から落下した万太郎でしたが、一目惚れ。恋にも落ちました。
万太郎が博物館を訪れ、「心の友」と慕っていた植物学者の野田基善(田辺誠一さん)と里中芳生(いとうせいこうさん)に出会った木曜日。神木さんと田辺さんは、親子役を演じた『11人もいる!』含め、4回目の共演。あれには、万太郎の亡母役・広末涼子さんも出てましたし。
野田は自分の初仕事に感銘した子供が、長じて遥々高知から訪ねてきたことに感激。「友よ!」と万太郎と抱擁。それを外から見ていた竹雄の気持ちは複雑で、ついに万太郎に切れてしまいました(BL案件ではない)。
東京滞在も終盤。「若が峰屋を放り出したら、わしらはどうしたらえいがですか?若はわしらを捨てるがですか?」と、竹雄が万太郎に激怒した金曜日。
牛鍋屋で隣の客に「峰屋」の酒を褒められ、上機嫌になった二人でしたが、万太郎の悪戯に、再び竹雄が激怒。万太郎もまた、植物学への想いと「峰屋」の当主としての立場で悩んでいました。
最後にもう一度だけと、博覧会を尋ねると、再び寿恵子が店を出していて。竹雄はご縁があったと言ってくれましたが、万太郎は名前も訊かず、土佐に帰ることを決意しました。
以下、ネタバレあります。
二週連続で予告がなく。しかし、公式HPにはしっかりあらすじが…。綾を巡っては、竹雄と幸吉との三角関係になるかと思いきや、まさかの第三の男。予想の斜め上過ぎる(笑)。
余談:Twitterで毎日「#あまちゃん 第○○話」で検索するのが楽しい。今日は第17話。ユイちゃん(橋本愛さん)がトンネルに向かって「アイドルになりたーい!」と叫び、アキ(能年玲奈さん)が1984年で時が止まった春子(小泉今日子さん)の隠し部屋を発見。東京編への布石が打たれました。
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