「スウィングの女王」爆誕…今週の『ブギウギ』
銭湯「はな湯」の看板娘から“ブギの女王”と呼ばれる戦後の大スターになっていく花田鈴子→福来スズ子(澤井梨丘さん→趣里さん)が、暗い戦争の時代や、燃えるような恋と別れなどを乗り越え、人々に勇気と希望を与えていく朝ドラ『ブギウギ』第6週「バドジズってなんや?」。
スズ子と秋山(伊原六花さん)が上京し、東京編がスタートした月曜日。紹介された下宿先の家主でマシンガントークの小村チズ(ふせえりさん)、対照的に無口な元力士の夫・吾郎(隈本晃俊さん)、江戸っ子下町風な口の悪いおでん屋主人・伝蔵(坂田聡さん)など、クセ強なキャラが続々登場。
一方、梅丸楽劇団では、演出家の松永大星(新納慎也さん)ら主要スタッフと、作曲家の羽鳥善一(草彅剛さん)が集まり、スズ子たちへの期待を口にしていました。『あさイチ』朝ドラ受けでは、博多大吉さんが「もう一歩で羽鳥慎一さん、裏番組の人」とツッコミ。
スズ子と秋山が、梅丸楽劇団で主要スタッフと顔合わせをした火曜日。そこには松永や羽鳥の他に、トップダンサーの中山(小栗基裕さん)らもいて。さっそくスズ子に一曲歌わせた羽鳥。そのまま「じゃあ、今から稽古しようか」と言い出すも、「辛ぽん」こと辛島部長(安井順平さん)に止められ。
スズ子は羽鳥とマンツーマンで、秋山は男性ダンサーに交じってのレッスンがスタートした水曜日。秋山は体力的についていけず。スズ子も歌の出だしだけで500回もやらされ、具体的な指示を仰いでも、「バドジズ」という謎の言葉。
へとへとになって帰宅したスズ子と秋山でしたが、やがて話は恋バナヘ。秋山は中山が、スズ子は松永が気になる様子。二人共、キスは未体験と話していましたが、秋山役の伊原さんは『マイ・セカンド・アオハル』第2話で、道枝駿佑さんとキスシーンを演じていましたけどね(別世界)。
スズ子への羽鳥のダメ出し特訓が続いていた木曜日。悩むスズ子に松永がアドバイス。スズ子は勇気をもらって羽鳥宅を訪ね、羽鳥の妻・麻里(市川実和子さん)や息子のカツオ(高田幸季さん)とも初対面。
「先生殺したるって気持ちで…」でやってきたスズ子は、ついに覚醒。歌声がジャズ風に変化。何かをつかんだスズ子に羽鳥も上機嫌。スズ子は「笑う鬼」の羽鳥から、本当の笑みを引き出しました。
梅丸楽劇団旗揚げ公演「スウィング・タイム」前日。緊張するスズ子のおでこに松永がキスをした金曜日。同じ頃、秋山は中山のダンス相手に嫉妬!?恋バナ禁止のおでん屋で、一杯ひっかける二人。
公演初日。中山と秋山の息の合ったタップの後に、スズ子登場。現代アーティストの元祖!?ともいえる、さまざまなパフォーマンスを交えての「ラッパと娘」。これぞまさに「圧巻」。
ようやく本格的に盛り上がってきた『ブギウギ』ですが、スズ子の母・ツヤ(水川あさみさん)の体に異変!?せっかくいい流れなのに、これは退場フラグなのでしょうか。