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ドラマ日記『パリピ孔明』(第4話)& 『コタツがない家』(初回)

中国三国時代の名軍師・諸葛孔明(向井理さん)が、現代の渋谷に若かりし姿で転生し、歌手を目指す一人の少女・月見英子(上白石萌歌さん)を軍師の如く成功に導いていく音楽青春コメディ『パリピ孔明』の第4話。

ラップバトル会場の客席にいたKABE太人(宮世琉弥さん)は、スポットライトに照らされ立ち尽くす。孔明の「MCバトルなんて単なる口げんか」という挑発で顔色が変わったKABEは、マイクを握りステージへ。“KABE”コールが鳴りやまぬ中、孔明vsKABEのバトルが始まる!

一度は引き分けとなるも、延長戦ではKABEが勝利。しかし、KABEはステージに戻れたことを孔明に感謝し、仲間になることに。宮世さんのラップが想像以上に流暢で、天才ラッパーという役に説得力があり、ステージシーンも盛り上がりました。相当練習したんでしょうね。

一方、「サマーソニア」出場権の最終力なのが、3人組女性ユニット「AZALEA」。そのメンバーとは知らずに、久遠七海(八木莉可子さん)と知り合い、仲良くなった英子。孔明の占いでは。「好敵手にして宿命のライバル」。朝ドラでは、二人とも歌(短歌)をうたっていました。

伝説のやり手ウェディングプランナーにして会社社長の深堀万里江(小池栄子さん)が、売れない漫画家の夫・悠作(吉岡秀隆さん)と人間不信の息子 ・順基(作間龍斗さん)、熟年離婚した父親・山神達男(小林薫さん)の3人のダメ男を養うハメになる、笑って泣けるネオ・ホームコメディー『コタツがない家』の初回。

万里江はバリバリ働く一方で、家では廃業寸前の漫画家でニート暮らしの夫・悠作と、アイドル・オーディションに落ちて挫折した高校生の息子・順基のヘリクツに振り回され、苦労する毎日。そんな中、2年前に熟年離婚をした父・達男が山中で警察に保護される。

『俺の話は長い』で向田邦子賞を受賞した金子茂樹さんだけあって、テンポのいい脚本はさすが。『俺の話は長い』にも出演していた小池さんも堂々とした座長ぶり。

想像以上にダメ夫だった悠作役の吉岡さんが本当に上手い。コト―先生なのに(笑)。保護された達男をとりあえず、自宅に連れてきた万里江。家族団欒だったのは一瞬で、互いが根に持っていたことをぶつけ合う修羅場。このパターンの会話劇が、これからもあるんでしょうね。

あと、猫が可愛い。


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