ドラマ日記『石子と羽男』&『初恋の悪魔』(第6話)
崖っぷちの東大卒パラリーガル・石田硝子(有村架純さん)と、1回で司法試験に合格した高卒弁護士・羽根岡佳男(中村倫也さん)。“石羽コンビ”が誰にでも起こりうる珍トラブルに挑む、異色のリーガル・エンターテイメント『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』の第6話。
幽霊物件と知らずに、家族で分譲賃貸マンションに越して来た高梨拓真(ウエンツ瑛士さん)が依頼にくる。不動産会社に引っ越し費用の請求と、違約金発生の契約を無効にして欲しいというのだ。
幽霊物件という怪文書を流していたのは、同じマンションの熊切恵(向里祐香さん)でした。理由は保活ポイントで有利な双子の高梨家を、同じく保活中の熊切が追い出そうと考えたからでした。
一方、高梨の妻(西原亜希さん)の体調不良は、基準値を超えるホルムアルデヒドのためであり、しかもルームロンダリングもしていたことを不動産会社に突きつけ、認めさせることに成功。今回も、様々な社会問題を、絶妙に取り込んでいました。
さらに恋愛関係も進展。大庭(赤楚衛二さん)からの告白を保留にしていた石子でしたが、ついに受け入れ。思わず大庭が石子を抱きしめるという、赤楚さん=当て馬予想が外れたかな。
警察署の刑事・鹿浜(林遣都さん)、総務課・馬淵(仲野太賀さん)、生活安全課・摘木(松岡茉優さん)、会計課・小鳥(柄本佑さん)の男女4人が、難事件を解明するミステリーコメディ『初恋の悪魔』の第6話。
摘木の別人格が本格的に表に出てきて、鹿浜に過去の出来事を語りました。16歳の時に家出して、途方にくれた時に手を差し伸べてくれたリサ(満島ひかりさん)。坂元裕二作品の常連である満島さんが、キーマンとして登場。「おかえり」の一言ながら、圧倒的な存在感でした。
一方、森園(安田顕さん)が関わった5年前の中学生殺人と、リサが犯人とされた3年前の高校生殺人に共通点。さらに新たな遺体が…今のところ署長の
雪松(伊藤英明さん)が一番怪しいけれど、ミスリードの可能性も捨てきれないなと。
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