ドラマ日記『全領域異常解決室』(第4話)
身近な現代事件×最先端の科学捜査では解明できない“不可解な異常事件”を、「全領域異常解決室」という捜査機関の室長代理・興玉雅(藤原竜也さん)が解決していく本格ミステリードラマ『全領域異常解決室』の第4話。
東京・大手町のビジネス街で、4件の飛び降り自殺が連続して起こった。今回もヒルコから犯行声明が出され、その内容は「堕落したビジネスマンたちへの天罰として《縊鬼》という妖怪に憑りつかせて自殺に追い込んだ」というものだった。
4人の自殺者がいずれも国家プロジェクトに関わる人物だったために、テロの可能性も視野に置かれました。4人目の犠牲者は「香取宇宙技術開発」社長・香取吉信(吉田宗洋さん)。その妻でコメンテーターの柘植朝日を演じた橋本マナミさんがメインゲスト回。
結論から言えば、4人は同じ大学出身の薬物仲間で、キッチンカーのマイカ・バーナル(メラニーさん)を罠に嵌め、薬物取引を手伝わせていましたが、香取とマイカが恋仲となり、DV妻から逃れて国外逃亡しようと考えていましたが、朝日の知るところとなり…最後のトリガーを引いたのは妻。
明らかにただのデリバリースタッフではない芹田(迫田孝也さん)の活躍、「あなたの目の前に神がいると言われたら信じる?」と雨野小夢(広瀬アリスさん)に告げた豊玉妃花(福本莉子さん)の特殊能力など、キーマンとなりそうな脇役キャラが動き始めましたね。
余談:『徹子の部屋』に、大河ドラマ『豊臣兄弟!』の主演が決まっている仲野太賀さんが初登場。大ヒットドラマ『愛という名のもとに』(1992年)のチョロ役で知られる父・中野英雄さんが、かつて『徹子の部屋』に出演した際のVTRも流されました。
自分は無理だが、息子には大河ドラマに出演するような俳優になって欲しいという思いで名付けた「太賀」の由来、さらに大河ドラマに主演してもらいたいという、今から思えば予言のような奇跡のVTRでした。