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ドラマ日記『全領域異常解決室』(第7話)

身近な現代事件×最先端の科学捜査では解明できない“不可解な異常事件”を、「全領域異常解決室」という捜査機関の室長代理・興玉雅(藤原竜也さん)が解決していく本格ミステリードラマ『全領域異常解決室』の第7話。

雨野小夢(広瀬アリスさん)は、自分が「天宇受売命」という神だと気づく。それを聞いて黙り込む興玉雅ら「全決」のメンバーたち。 そして、話は4カ月前にヒルコによって消された料理研究家の大月比呂佳(田山由起さん)の「神隠し事件」にさかのぼる。

雨野の過去が明らかになった回想回。かつて全決の室長だった雨野は、何者かに襲われ、「事戸渡し」により神の記憶を消失。月読命の神である佃未世(石田ひかりさん)によって命は取り留めたものの、ただの人間になってしまいました。

諦めない興玉は、数か月後に広報課に所属していた雨野を全決に異動させ、記憶が戻るのを皆で見守っていました。初回に雨野から異動理由を訊かれた局長の宇喜之民生(小日向文代さん)が、「全決になれるのは素質のあるものだけ」と答えていたのは、伏線だったというわけです。

佃未世と共に、今回から登場したのが「テミスホールディングス」のCEOで、国家安全保障会議のIT部門メンバーである寿正(野間口徹さん)。佃と接触し、人魚のミイラを使って「修理固成」という神の総入れ替えを目指しているようです。なお、「修理固成」は『古事記』にある言葉。

余談:NHKラジオ『岡田惠和 今宵、ロックバーで〜ドラマな人々の音楽談議〜』の今月のゲストは朝ドラ『おむすび』出演者が続いています。先週は宮崎美子さん、今週は佐野勇斗さん。『ちゅらさん』『ひよっこ』の脚本家・岡田さんは、しっかり他の朝ドラもチェックしている様子。


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