ドラマ日記 『ライオンの隠れ家』(第6話)
平穏な日常を過ごしていた小森洸人(柳楽優弥さん)と自閉スペクトラム症の弟・美路人(坂東龍汰さん)が、謎の男の子「ライオン(佐藤大空さん)」と出会ったことで、“ある事件”に巻き込まれるヒューマンサスペンス『ライオンの隠れ家』の第6話。
姉・愛生(尾野真千子さん)が目の前で逮捕されたうえに、なぜか同僚の美央(齋藤飛鳥さん)がその場に現れ、まったく状況が見えない洸人。仕事を休んだ美央に話を聞こうと自宅まで訪ねるも、「自分からは話せない」と謎の言葉を残されてしまう。
美央を指示していたX=柚留木(岡山天音さん)に呼び出された洸人は、愛生が息子のライオン=橘愁人と「偽装死」をするために柚留木に協力を依頼したことを聞かされます。
そして、それは夫の橘祥吾(向井理さん)の暴力から愁人を守る為であったと。初回からDV夫疑惑があった祥吾ですが、愛生の直接の言葉ではないので、鵜吞みにしていいかどうかは保留。実際に回想シーンとしてのDVもまだありませんし。
また、美央は保育士時代に保護者のDVを告発できず、園児を死に追いやった過去があり、それを知った柚留木に利用されていたのでした。齋藤さんは『いちばんすきな花』辺りまではアイドル演技だなと思っていましたが、一皮剥けた印象ですね。実写版『推しの子』アイ役も期待できそう。
愛生に家族がいたことを知り、洸人の居場所も突き止めた祥吾。もはや「隠れ家」ではなくなった家から離れる「逃亡劇」展開のようですが、勤め先の市役所は有休消化?