ドラマ日記『彼女はキレイだった』&『ハコヅメ』(最終回)
冴えない太っちょ少年からイケメンエリートになった宗介(中島健人さん)と、優等生の美少女から残念女子になった愛(小芝風花さん)。二人の“すれ違う初恋”の行方を描く胸キュンラブストーリー。『彼女はキレイだった(かのきれ)』最終回。5年後の未来まで描かれたハッピーエンド。
宗介が起死回生の一手として取材交渉を続けてきた謎の作家・楠瀬凛の正体は、樋口(赤楚衛二さん)だった。にわかには信じられず、言葉を失う宗介に、樋口は「モストを救いたい」と、自らの生い立ちや小説への思いをつづったインタビュー原稿を手渡す。
樋口の将来を思い、インタビュー原稿の掲載を見送った宗介でしたが、完成したモストにはしっかり原稿が掲載されていて…という展開。モストは存続し、宗介は米国本社へ、愛も自分の夢を追う選択の中でのプロポーズ。タマネギに乗せられた指輪がなんとも(笑)。
結局、日本に帰国し、モストの編集長になった宗介と、絵本作家の夢をかなえた愛。5年後、二人の間には、愛の絵本を持った娘が。他局ですが『着飾る恋には理由があって』のラストにも似て。樋口派からすると、スピンオフドラマを見たいところ。
次は、ひよっこ警察官の川合(永野芽郁さん)と元エース刑事の藤(戸田恵梨香さん)が、交番でペアを組み、事件に、雑務に、恋(!?)に奮闘する交番エンターテイメント『ハコヅメ たたかう!交番女子』最終回。
川合が作成した似顔絵によって再び動き出した桜(徳永えりさん)のひき逃げ事件の捜査。そんな矢先、隣の村川署から、守護天使の似顔絵に似た男が現れたという情報が!果たして守護天使の正体とは…!?
ひき逃げ犯は、守護天使と呼ばれる農園勤務の木村(森下能幸さん)とあっさり判明。責任を感じて木村が自殺を図るところを、伊賀崎(ムロツヨシさん)が一喝して止める展開。“昼行燈”と見せかけて、その正体は…(ネタバレ可の方はWikipedia参照)。
後半は女子会に現れた桜が、警察を退官すること決意するも、川合が嫌われ者になることで、桜の気持ちを翻意させることに成功。一話完結ながら、物語全体の根底にあったひき逃げ事件と桜のエピソードがひとまず決着。シーズン2あるかな。