そろそろ『青天を衝け』(家族編)

例の感染症の影響で、昨年スタートの大河ドラマ『麒麟がくる』最終回が7日、次の『青天を衝け』が14日スタートとイレギュラーな今年。新大河放送まで2週間もないのに、イマイチ盛り上がっていない印象。

一つには、『青天を衝け』の次の大河『鎌倉殿の13人』が、大々的に出演者発表をやったことがあるでしょう。ただでさえ三谷幸喜作品ということで期待が大きいのに、煽る煽る。さらに、その次の大河『どうする家康』まで発表。松本潤さん主演ということで、話題を持っていってしまいました。

スタート前から若干、逆風気味な『青天を衝け』ではありますが、主演は顔面力と演技力を兼ねそろえた吉沢亮さんですし、脚本は『あさが来た』の大森美香さん。共演者も豪華ですから、まずは家族まわりを、朝ドラ・大河出演歴に絡めて、押さえておきたいと思います。

百姓の家に生まれた渋沢栄一を演じる吉沢亮さん。案外下積みは長く、2009年に芸能活動開始。朝ドラ『なつぞら』(2019年)でブレイク。栄一の子役・小林優仁さんは、松竹のこども歌舞伎スクール出身。ドラマ初出演で同役に大抜擢。お母さんは海外でバレリーナだったとか。

父役は名優・小林薫さん。朝ドラ『カーネーション』(2011年)でも主人公の父親役。大河ドラマ『おんな城主直虎』では南渓和尚を演じました。母役の和久井映見さんは、朝ドラ『ちりとてちん』(2007年)でもヒロインの母、『ひよっこ』(2017年)ではヒロインが住む女子寮の舎監役でした。

栄一の姉役は村川絵梨さん。大森美香さんが手掛けた、もう一つの朝ドラ『風のハルカ』(2005年)のヒロインでした。栄一の妹役の藤野涼子さんも朝ドラ『ひよっこ』組。ヒロインと同じ女子寮でしたから、和久井さんと再共演ということになります。

長くなったので今日はこの辺で。


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