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ドラマ日記 『正直不動産2』&『リビングの松永さん』(初回)

嘘のつけない不動産営業マン・永瀬財地(山下智久さん)とカスタマーファースト命の月下咲良(福原遥さん)の名コンビが活躍するシリーズ第2弾。不動産情報はもちろん、明日への活力を与える痛快ビジネスコメディー『正直不動産2』の初回。

登坂不動産の正直過ぎる営業マン・永瀬財地は、後輩でカスタマーファースト命の月下咲良、Z世代の新入社員・十影健人(板垣瑞生さん)とともにタワマン購入希望の夫婦を現地に案内する。そこに突如、かつての永瀬の師匠で常にナンバーワンの営業成績を誇った男・神木涼真(ディーン・フジオカさん)が現れる。

冒頭、タワマン住まいに戻った永瀬が、ワインを飲みながら夜景を満喫していると、ランジェリー姿の芽衣(工藤美桜さん)が永瀬をベッドに誘うも…妄想オチでした。初回テーマである「タワマン=虚栄心」を印象付けるシーン。工藤さんは秋ドラマ『あたりのキッチン』とは真逆キャラ。

ミネルヴァ不動産に引き抜かれた神木は、あっと言う間に成績トップに上り詰め、永瀬の顧客だったタワマン購入希望の夫婦(戸次重幸さん、土村芳さん)も奪ってしまい。

しかし、土村さん演じる妻が交通事故の後遺症で、足を微かに引きずっていることを見逃さなかった永瀬は、非常時を考慮すれば、タワマンは夫妻にはふさわしくないと断言。

売却マンションの件を神木がきちんと妻に説明していなかったこともあり、タワマン購入は白紙に。結局、ミネルヴァ不動産で中低層マンションを購入した夫婦でしたが、永瀬を信用した妻は、知人に登坂不動産を紹介。一応、永瀬の逆転勝利と言っていいのかな。安定の面白さでした。

堅物のアラサーグラフィックデザイナー・松永(中島健人さん)と、ピュアで一生懸命な不器用女子高生・美己(髙橋ひかるさん)がシェアハウスを舞台に、時に衝突し、時に助け合うことで、互いを認め合い成長していくラブコメディ『リビングの松永さん』の初回。

松永は29歳のグラフィックデザイナー。何事にも一生懸命で強がる園田美己を放っておけず見守っているが、美己の母親から“保護者”として美己を託されており、恋愛対象としてはまったく意識していない。

中島さんが「Sexy Zone」を卒業することを発表した翌日からスタートした本作。美己の両親(映美くららさん、佐藤まんごろうさん)が遠方に転居することとなり。親友らと同じ高校に残りたい美己は、叔父(山口森広さん)宅に下宿できればと思い訪ねると、そこはシェハウスとなっており。

ラブコメにありがちな最悪な出会いとなった美己と松永でしたが、(中島さん定番の)ドSキャラながら引っ越しを手伝ってくれる松永に、徐々に心を開いていく美己。

そんな中、突然叔父の転勤が決まり、保護者不在になることになったシェハウス。美己の母は、連れて帰ろうとするのですが、松永が口を開き。まずは美己の思慮の浅さを叱ると共に、母親に自らが“保護者″になることを申し出て。他の同居者も賛同したことから、母も同意しました。

美己は徐々に松永に惹かれていく展開でしょうし、二人の間に入って三角関係になりそうなのが、同居人で大学生の北条凌(藤原大祐さん)ですかね。いずれは美己と松永が両想いになるものの、高校卒業までは待つという、コンプライアンスの範囲内の結末が予想されます。


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