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禍を転じて福と為す…今週の『おむすび』(第20週)
“ギャル”の主人公・米田結(橋本環奈さん)が、あることをきっかけに “人のために役立つ喜び”に目覚め、“栄養士”を目指し、激動の平成から令和であっても、思いっきり楽しみ、時に悩みながら生きていく朝ドラ『おむすび』の第20週「生きるって何なん?」。
入院患者の八重子(徳田尚美さん)の夫・伸彦(や乃えいじさん)から、結が担当を外れて欲しいと言われた月曜日。塚本科長(濱田マリさん)はそれを許さず、逆に励ました結果、事態は好転。
一方、人間ドックの結果、精密検査に出かけた聖人(北村有起哉さん)は、医師の森下(馬場徹さん)から「気になるところがある」と胃がんの可能性を聞き、帰宅しても上の空。
翔也(佐野勇斗さん)の母・幸子(酒井若菜さん)が、孫の花(宮崎莉里沙さん)の顔を見るために、栃木から神戸までやってきた火曜日。愛子(麻生久美子さん)は幸子のイチゴ栽培の話に興味津々。これは、いずれ糸島に帰って、自らイチゴを始めるフラグかな。
検査結果が出るまで気持ちが落ち着かない聖人は、歩(仲里依紗さん)の仕事ぶりを見るために大阪へ出かけると、ナベさん(緒形直人さん)も仕事で来ていて。元気のない父を見て、ド派手なファッションをコーディネートする歩。
ナベさんが聖人を居酒屋に誘い、悩みを聞いた水曜日。ナベさんは歩に連絡した上で、聖人と共にジャズバー&プリクラを楽しみ。帰りが遅い父を心配する歩と結は、かつて自分たちが心配をかけた側であったことを自覚。帰宅すると、さっそく愛子から検査結果を隠していたことを怒られる聖人。
聖人が胃がんのステージ2だと判明した木曜日。入院した聖人は心配で食事が喉を通らず。結は退院した後のことを考えたらと提案。聖人は皆で糸島へ行きたいと。
歩から聖人の病状を聞いたナベさんでしたが、歩が海外に発注している服のサンプルの縫製が甘いことを指摘。苦言を呈しました。手術は無事成功し、喜び合う米田家の女子3人。
手術後の聖人が目を覚まし、愛子に術中に見た夢の内容を語った金曜日。糸島で家族で食事をしていたら、父・永吉(松平健さん)が「親より先に死んだら許さない」と言っておむすびを横取りしたというもの。
退院後、快気祝いの席で家族一人一人に言葉をかける聖人。に「俺にはもったいないぐらいの大好きな愛子がいてくれて俺の人生、間違ってへんかったわ。ほんまに幸せやった」とまさに遺言のよう。それからしばらく経って、突然永吉と母・佳代(宮崎美子さん)が神戸にやってきました。