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ドラマ日記『秘密~THE TOP SECRET~』&『バニラな毎日』(初回)

科学警察研究所の法医第九研究室、通称“第九”を舞台に、室長の薪剛(板垣李光人さん)と、新米捜査員の青木一行(中島裕翔さん)のバディが、解決不可能とされていた事件の真相を解き明かしていくヒューマンサスペンス『秘密~THE TOP SECRET~』の初回。

驚異的な記憶力と鋭い洞察力を持つ薪剛は、科学警察研究所の法医第九研究室、通称“第九”の室長に任命され、大学時代からの親友で副室長の鈴木克洋(中島裕翔さん*二役)とともに、新たな任務に就くことになる。

鈴木はある事件で命を落とす設定なので、中島さんが一人二役で演じる青木が登場する前の話が描かれた初回。事件関係者の脳から生前記憶を映像化する「MRI捜査」を担うのが「第九」の役割でしたが、倫理上の問題から機密組織扱いで、メンバーには厳しい守秘義務がありました。

最初の案件は死刑囚・露口浩一(光石研さん)。家族4人を殺害し、長女の絹子(夏子さん)だけ海に投棄したとして、死刑が確定し執行されていました。しかし、その後に絹子が生きていることが判明。

「MRI捜査」の結果、露口が絹子に性的虐待をし、それが原因で一連の犯行が行われ、露口が罪を被っていたことが判明します。しかし、死刑執行後に無罪だと明らかにすることは警察や国の威信にかかわることから隠蔽。

絹子の新たな犯行待ちからのエピソードでは、感動編に。絹子は依然親しかった黒川想矢という少年を連れ出し、交通事故に見せかけ死亡させます。想矢は全盲だったため、「MRI捜査」は使えませんでしたが、一緒に死んだ彼の愛犬・ZIPの脳からは、二人の親密な関係の日々と絹子の犯行が。

ラストは、「MRI捜査」技術の生みの親である貝沼教授(國村隼さん)が自殺したところで終了。まずまず面白いので、視聴継続。

パティシエの白井葵(蓮佛美沙子さん)は、洋菓子店を閉じることに…。そこへ現れたのは、クセの強い料理研究家、佐渡谷真奈美(永作博美さん)。閉店した白井の店の厨房で、“たった一人のためのお菓子教室”を開くという『バニラな毎日』の初回。

大阪の洋菓子店を、たった一人で営むパティシエ・白井葵。こだわり抜いた洋菓子を作ってきたが、経営はうまくいかず、店を閉じることに。借金返済のため、バイトをかけもちしながら働く白井のもとに現れたのが、クセの強い料理研究家・佐渡谷真奈美。

NHKドラマに登場する食べ物はいつも美味しそうですが、今回も色鮮やかなスイーツが続々登場。オープン当初は行列の出る店でしたが…そこまで借金がかさむまで続けるかねとも思いましたが、思い入れがある店だけになかなか踏ん切りがつかなかったんでしょうね。

その後、バイト掛け持ちシーンが描かる中で、佐渡谷が登場。以前から白井の店は知っていたものの、潰れているとは思わなかった様子です。居抜きの借主を求めて、調理器具などそのままだった店を、佐渡谷が借りたいと申し出たところで終了。

一日15分、月曜から木曜まで放送のNHK「夜ドラ」枠。とりあえず一週目は見てみますかね。


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