ドラマ日記『大奥 season2』(第10話)
吉宗の遺志を継ぎ、若き医師たちが「赤面疱瘡」撲滅に向けて立ち上がるその後の物語から、女将軍をはじめとした幕府の人々が、江戸無血開城のために奔走した幕末・大政奉還の物語までを描く『大奥 season2』の第10話。
慶喜(大東駿介さん)から上洛を頼まれた家茂(志田彩良さん)は、勝の助言を元に帝に直接、開国の意図を伝え説得しようと試みる。やがて和宮(岸井ゆきのさん)が総触れに現れるようになり、大奥内が落ち着きを取り戻してきた頃、京に残した息子を心配する観行院(平岩紙さん)が取り乱し…。
側室を持つことを提案された家茂でしたが、一年以上生理がないことを和宮に明かし。二人は養子をもうらうことに。そんな中、第二次長州征伐の為、再び家茂は上洛することに。体調が悪いことを知っている和宮は、必死に止めたのですが…。
家茂が大阪城で亡くなったことを、看取った能登(中村アンさん)が和宮に報告。当初は「最期は眠るようにお静かに…」と言いかけて、本当の最後の言葉「死にたくない…会いたい…宮さまに会いたい…」を伝えました。
和宮は「徳川とか、この国とか、そんなんどうでもようない?そんなんは、争うことが大好きな腐れ男たちにやらして、私ら綺麗な物着て、お茶飲んで、カステラ食べてたらそれでようない?」と森下佳子さんらしいセリフ。
そして、「そやから言うたやない…行くなって。おれば良かったやないの。 私の側に…」と号泣。岸井さんをキャスティングして大正解でしたね。さらに憎々し気な慶喜役の大東さんも見事。大河ドラマ『青天を衝け』の草彅剛さんのイメージだった慶喜が、上書きされてしまいました(苦笑)。
いよいよ、次回最終回。