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新ドラマ『ジャパニーズスタイル』&『最初はパー』&『記憶捜査3』

「毒親」「毒母」という言葉が広く知られるようになった昨今。ドラマにも度々登場するようになりました。最近の「毒母」2トップ女優といえば、斉藤由貴さんと富田靖子さん。二人とも、若い頃はアイドル的な人気を博していたという共通点があります。

富田さんの若い頃の代表作と言えば、大林宣彦監督『さびしんぼう』、市川準監督『BU・SU』、降旗康男監督『あ・うん』あたりでしょうか。特に最後の『あ・うん』は好きで、何度か見ています。脚本家・向田邦子さんのテレビドラマの映画化作品でした。

向田邦子賞については、以前記事にしたことがありますが、同賞を受賞した金子茂樹さんの新ドラマ『ジャパニーズスタイル』が、仲野太賀さん主演で10月スタート。いわゆる「シットコム=シチュエーションコメディ」で、『やっぱり猫が好き』や『ウレロ☆』をイメージしたらいいのかな。

温泉旅館『虹の屋』の三代目である父親に反発し家を飛び出し、10年ぶりに帰宅した柿丘哲郎(仲野さん)が、ひとクセもふたクセもある猛者たち翻弄されながらも、哲郎もまた持ち前の《クズっぷり》を見せる、30分間ノンストップの群像劇。

お笑い芸人が主人公のドラマ・映画というと、最近だと菅田将暉さん主演『コントが始まる』、間宮祥太朗さん主演『べしゃり暮らし』、少し前ですと林遣都さん主演『火花』、大昔ですとビートたけしさん主演『哀しい気分でジョーク』なんて映画もありました。

そんな芸人が主人公の新ドラマ『最初はパー』が10月期に放送決定。主演はジェシー(SixTONES)さんで、共演に市川猿之助さん。企画・原作・脚本を秋元康さん。『ゴッドタン』の佐久間宣行さんが総合監修。脚本は他に、『チェリまほ』のおかざきさとこさんと、『おじさまと猫』のふじきみつ彦さん。

何をやっても中途半端な政治家の息子・利根川豪太(ジェシーさん)が、ひょんなことからお笑い養成所に入学。澤村銀平(市川猿之助さん)と出会い、異色コンビでプロの芸人を目指す笑劇ドラマ。

主人公(ヒロイン)に障害がある設定のドラマがあります。聴覚障害の『愛していると言ってくれ』『オレンジデイズ』、知的障害の『ピュア』、性同一性障害の『3年B組金八先生』第6シリーズなど名作も少なくなく。

運動障害、特に車椅子設定の作品ですと、『Beautiful Life 〜ふたりでいた日々〜』『1リットルの涙』『パーフェクトワールド』と泣ける作品が多い印象ですが、『dele』なんて野心作もありましたね。

そんな車椅子の刑事(北大路欣也さん)が主人公のドラマ『記憶捜査3〜新宿東署事件ファイル〜』が10月期にオンエア。風間俊介・上白石萌音・石黒賢・余貴美子が続投(敬称略)。松島聡さん(Sexy Zone)が新レギュラー。『相棒』シリーズの櫻井武晴さんが脚本を担当。

事件で怪我を負い、車いす生活となった敏腕刑事・鬼塚(北大路さん)が、人並み外れた土地勘を頼りに、詳細に記憶した「昭和」と「平成」二つの時代の街のイメージを呼び起こし、「令和」に起こる難事件を解決へと導いていく刑事ドラマ。

余談①:4日放送のラジオ『安住紳一郎の日曜天国』のゲストは吉田羊さん。二人がたびたび共演した『ぴったんこカン・カン』を彷彿し懐かしく。あの番組、スタジオ部分はいらなかったけれど、ロケは面白かったなあ。大泉洋さんや江口のりこさんとの絡みも好きでした。

余談②:同番組で、猛暑の日本記録を体験したくて、安住さんが熊谷市を訪れたエピソード。取材中の山本恵里伽アナに声をかけて嫌がられたと前フリ。その後、山本アナがアシスタントを務める『爆笑問題の日曜サンデー』に安住さんが乱入(開始10分位)。香川さんネタも飛び出していました。

余談③:朝ドラ『ちむどんどん』に主演中の黒島結菜さんが、9日放送の『あさイチ』プレミアムトークに登場。いつもよりちょっと早いような。ヒロイン内定情報があった『クロサギ』の撮影の関係かな。


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