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ドラマ日記『プリズム』(第3話)&『事件は、その周りで起きている』(初回)

園芸店でバイトする皐月(杉咲花さん)が、ガーデンデザイナーの陸(藤原季節さん)と出会い、そこに陸と旧知のガーデナー・悠磨(森山未來さん)が現れ、3人の想いが交錯する『プリズム』の第3話。

皐月は、ガーデナーとしてプロジェクトに加わった悠磨の植物に対する知識と独特の雰囲気に好感を抱く。しかし、陸は戸惑いを見せる。それでも皐月は、陸とは慣れないながらも恋人同士だと実感していた。

悠磨と陸の過去の関係が、回想シーンとして描かれ、軽いラブシーンも。7年前に突然いなくなった悠磨への未練(&怒り)たらたらな心情を、藤原さんが絶妙に演じ、そこに何事もなかったように飄々とする悠磨を体現する森山さんの佇まいがいい。

後半、突然の会社の危機に金策に走り回る陸でしたが、万策尽きて親子の縁を切られた父・朔治(矢島健一さん)に頭を下げ。条件として出されたのが、身を固めること。最後はまさかの契約結婚へという展開でした。皐月の元カレ・剛(寛一郎さん)がウザい、というか犯罪。

人に頼ることが苦手な刑事・真野一花(小芝風花さん)と、合理的で効率重視の宇田川和人(笠松将さん)の二人組が、周囲を巻き込みながら繰り広げる新感覚コメディ『事件は、その周りで起きている』の初回。

ある土砂降りの夜、山中の捜索現場から署に戻ってきた真野と宇田川。シャワーをあびて一息ついた真野、携帯電話がないことに気づく。捜索現場に落として来たのかも。一人で探しに戻りたくない真野は、宇田川を誘うが…。

喜怒哀楽、俳優は様々な表情をつくるプロですが、得意不得意もあろうかと。そう意味で、小芝さんは怒りの演技が上手いなと、そんなことを感じさせる初回。

基本、小芝さんと笠松さんの凸凹コンビによる丁々発止の会話劇なのですが、そこに『科捜研の女』のパロ的な倉科カナさんや、階級は下ながら年上の部下に頭の上がらない北村有起哉さんらが絡んでくる感じ。15分なのであっという間、気楽に見るにはいい。


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