ドラマ日記『アイのない恋人たち』(最終回)
2024年の東京を舞台に、「3回あった女性とは連絡を絶つ」と決めている33歳の売れない脚本家・久米真和(福士蒼汰さん)など、恋愛偏差値が低いワケあり男女7人が織り成す愛の物語『アイのない恋人たち』の最終回。
絵里加(岡崎紗絵さん)と愛(佐々木希さん)の二人に愛を告白された久米真和は、ドラマの最終話を書き上げるまで返事を保留し、執筆に打ち込む。一方、栞(成海璃子さん)を追いかけ長野にやってきた多聞(本郷奏多さん)は、ある決意を伝える。
「あれっ?これ遊川和彦さんの脚本だよね?」と言いたくなるような、全方位丸く収まる大団円だった最終回。
まず、雄馬(前田公輝さん)と奈美(深川麻衣さん)。こちらは二転三転ありましたが、強硬に反対していた母・京子(岡まゆみさん)を泣き落としで説得し、二人は無事結婚。ちょっとメロー過ぎましたけどね。
多聞は会社を辞め、長野に移住し、オーガニックカフェをやることを栞に提案。父を介護している栞も、元々組織向きではないとこれに同意し、結婚へ向けて動き始めました。
愛から息子・晴人(立野空侑さん)がピアノ教室に通い始め、自分もピアノ講師の職を得たことを報告された真和は、高校時代の日記を愛に見せ、「愛が初恋の人なのが、俺の人生の誇りだ」と伝え、愛の告白に答えを出し。最後に二人は熱い抱擁を交わし、別れていきました。
粘りに粘って、納得できる脚本を完成させた真和。絵里加に会いに行き、これまで後押ししてくれたことに感謝を伝えると共に「愛してる。俺は絵里加を愛してます」とストレートに告白。ついに二人は結ばれました。
互いに絶交していた男たちに、愛から連絡があり、母校が廃校になるので同窓会があるという嘘。母校の校門で気まずい雰囲気の3人でしたが、昔やっていた「スローモーションごっこ」で仲直り。
最後は後輩の在校生が下校する中、スピッツの「チェリ―」を大声で歌い騒ぐ真和と雄馬と多聞。雄馬と奈美は挙式し、多聞は栞を家族に紹介し、上手くいっていなかった義父(坪内守さん)とも和解。絵里加の兄(池田努さん)も働き始めるなど、ハッピーエンドにもほどがある(笑)。
余談①:昨夜も『不適切にもほどがある!』を2周目視聴。この作品は必ず2~3回見るほど、お気に入り作品になったなと。次週最終回ですが、どんな結末になるのか、「お祭り感」のあるラストって一体!?
余談②:すでに『不適切にもほどがある!』ロスの記事が出ていますが。そんな方には、TVerで配信中の初回を再視聴することをお勧めします。回を重ねることで、あれはそういう事だったのかという発見もありますし、恐らくは最終回の伏線回収のヒントも!?