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漫画もアニメも観ていない人が映画『はたらく細胞』を観てきた結果

原作漫画未読、テレビアニメも未見でしたがTOHOマンデーだったので他に観たいものもないしと見た結果・・・

大ヒットの予感

泣きました!

人間の身体の中で起きている様々な事象を擬人化された細胞たちの働きを通して楽しみながらお勉強できる。そんな素敵な作品でした。
初見でもナレーションでの説明が入るので、世界観も専門用語もわかりやすいです。

体内、体外の2つの世界。そして父(阿部サダヲ)と娘(芦田愛菜)の2人の身体。つまり4つの舞台でそれぞれ物語が進むので飽きることもありません。この辺は映画として成功していると思います。

そして体内で細胞たちが外敵(病原菌やウイルス)と闘うシーンはスピード感に溢れる派手なワイヤーアクションで魅せてくれます。
苦言を呈するなら、アクションのパターンが少ないので若干飽きてしまうかも・・・。

体外パートの人間ドラマが熱くて、阿部サダヲと芦田愛菜のまるもり親子の名演に思わず涙してしまいました。
阿部サダヲは序盤のパートでも迫真の演技があり、大笑いさせてもらいました。演技派ってああいう芝居も手を抜かずに真剣にやるから面白いんですよね。これが後半との良いギャップとなり、とても良かったです。

泣けたぁ

中盤以降は映画の雰囲気がガラッと変わります。
まるで戦争映画のような雰囲気に。
ここで登場するあるキャラクターが、イカレた悪役という感じで魅力的。
白血球(佐藤健)との死闘も見応えがありました。

お子様向けかと侮っていましたが、特に中盤以降はシリアスで重い感じになっているので、逆にお子さまたちがどう感じるか。

推しは血小板ちゃんマクロファージ先生
血小板ちゃんたちの登場シーンはまるで幼稚園のお遊戯会をみているようでほっこりした気持ちで可愛すぎて堪りません。
マクロファージ先生は・・・観てのお楽しみです!

とにかく可愛い血小板ちゃんたち

原作未読でしたが十分楽しめました
子どもも大人も楽しめる冬休みエンターテイメント映画として大ヒットの予感です!
風邪の季節ですので、あたたかい服装で映画館へお出掛けください。
風邪をひくと細胞たちも大忙しになってしまうので。

From AleJJandro Hiderowsky


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