AleJJandro Hiderowsky

アレハンドロ・ヒデロフスキーです。 2024年5月までU CAN'T SAY NO!というバンドでボーカルをやっていました。 現在マインド無職です。 主にカルチャーと回顧録などを適当に綴っております。 コソッと書き物もUPしていきます。

AleJJandro Hiderowsky

アレハンドロ・ヒデロフスキーです。 2024年5月までU CAN'T SAY NO!というバンドでボーカルをやっていました。 現在マインド無職です。 主にカルチャーと回顧録などを適当に綴っております。 コソッと書き物もUPしていきます。

マガジン

  • 映画の話がしたいだけ

    観てきた映画の話をしたいだけ。もし興味を持って観てくれたら語り合うことができるじゃないか!と思っているので、是非!

  • The UCSN 2nd Season

    活動休止中のバンドU CAN'T SAY NO!の回顧録です。

  • The UCSN 1st season

    活動休止中のバンド、U CAN'T SAY NO!の回顧録です。 1st Seasonでは結成から1stアルバムの発売など、 1998~2000年くらいまでを振り返っています。

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『踊る』新シリーズに『望む大捜査線』捜査会議

『踊る』映画2・3・4、スピンオフ、そして今回の室井慎次2部作を鑑賞して『怒る』大捜査線になってしまった捜査員のみなさま。ご機嫌いかがでしょうか? 私自身、かなり憤っております。 しかし、某宇多〇氏のようにただ作品をコケにしたり誹謗中傷まがいなことは絶対にしたくないので、建設的に来たるべき『踊る』新シリーズへの提案をしたいと、こう思っている次第です。 『踊る』ファンでもねぇ命張ってんだ!近作の何がダメかって、やっぱり脚本なんですよ。 とにかく酷い。ご都合主義というか、理屈が

    • The UCSN -3rd season- 03

      2006年11月24日にリリースされた3枚目の単独作(CD+DVD) ”the world shoWARⅢ”ですが、今回はそのレコ発のライブレポを再現! 2006年12月9日のドキュメンタリーです。 12:30  出発時間近くになって、色々用意するのを忘れていたのに気付く。 14:00  ほぼジャストタイムで会場である新宿ACB HALL入り。       P.A.はex-西荻ワッツの五十嵐さんにお願いしたのでご挨拶。 14:30  リハーサル開始。そろそろ他のバンドさんが

      • The UCSN -3rd season- 02

        バンド的には第3期に入ったU CAN'T SAY NO!の渾身の1作。 パートチェンジの名刺代わりの作品となった”the world shoWAR Ⅲ”を解説します。 UCSNの単独作品は全て数字が入っています。1st以降は明確にナンバリングされていて、3枚目と第三次世界大戦をかけてのタイトルになっています。 言葉遊びが好きなので、SHOWとWARのダブルミーニング。これはライブ(SHOW)が収録されているというのと、戦争がショーアップされる時代になったという意味も込めてい

        • The UCSN -3rd season- 01

          2005年(だと思う)、ベースのアライ君から相談を受ける。 「もうユーキャン、辞めようと思う」 こう言われてしまうと、止める理由がない。 もうちょっと頑張れば何かがあるということもない。 「楽しくなくなったら辞めよう」これがUCSNの合い言葉だった。 そしてこの『楽しくなくなる』タイミングは人それぞれ。 アライ君の脱退が決まる。 ※確認したらワッツ閉店の前にアライ君は脱退していました。 残されたメンバーで今後どうするかを考える。 「オレベースやります!」とシュウジ。 「じゃ

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        『踊る』新シリーズに『望む大捜査線』捜査会議

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          超絶胸糞映画『ミスト』 霧が晴れたら見えるもの(ネタバレあり)

          本当に今更ながら『ミスト』を観ました。 強烈でした! 『ラストがスゴイ』と映画ファンには有名な本作。 あまり興味もなかったのでそれ以外の情報がほぼないまま鑑賞できて良かったです。 あらすじとしては、田舎町に突然謎の霧(ミスト)が発生。 どうも霧の中には何かがいるらしい。 たまたまスーパーマーケットに居合わせた住民たちに訪れる恐怖を描くパニック・ホラー。 ストーリー自体は凄くベタで王道ですが、そもそも映画として面白いと思いました。 以下、ネタバレがありますネタバレと言っても

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          映画『侍タイムスリッパー』の攻守の美学(ネタバレあり)

          池袋シネマロサ1館の上映から320館以上へ拡大した日本のインディーズ映画。最近ではワイドショーなどでも取り上げられ、2024年流行語大賞にもノミネートされました。 早い段階で「第二のカメ止め」との噂を耳にしていたものの、タイミング合わずで先日ようやく鑑賞することができました。 確かに笑いあり涙あり、熱のある作品で素晴らしかったです。 以下は私が1回きりの鑑賞で本作から感じたこと、受け取ったことを書きます。パンフレットやインタビュー記事など、作品以外の情報は踏まえていませんので

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          室井慎次は踊らない 『敗れざる者』『生き続ける者』の感想(ネタバレ・追記あり)

          【注意】完全ネタバレありなので     鑑賞後に読んでください     ネタバレ気にしない方は     いつでもどうぞ!映画『室井慎次 生き続ける者』の先行上映を初日・初回で観てきました。 客層はガチの踊るファンと思われる40~50代が中心。5割強の入り。 まずは前編『敗れざる者』のあらすじ。 警察を辞め、故郷の秋田で穏やかな日々を過ごしていた室井慎次。だが彼は、史上最悪の猟奇殺人犯と呼ばれた日向真奈美の娘・日向杏の来訪をきっかけに、思いもよらぬ事件に巻き込まれていく。

          室井慎次は踊らない 『敗れざる者』『生き続ける者』の感想(ネタバレ・追記あり)

          忘れてはいけないこと

          バンドのことをいろいろ振り返っていて、思い出したことがある。 決して忘れてはいけないことだ。 バンドがまだCDをリリースする前、世間的にまったく無名だった頃。 私はインターネットで自分のバンドを宣伝していた。 まだ2000年前後はネットもまだ聡明期で、それほど多くユーザーがいるわけでもなかったけど、確実に広がる気配はあった。 当時はネットをやっているバンドってちょっとバカにされたりしてたけど、私はこの新しい文化を最大限に利用しようと思った。 少しずつネットが世間に普及し始

          忘れてはいけないこと

          The UCSN -2nd season- 07 最終回

          ついに2ndアルバムをリリースしたUCSN。 自分たちではかなり良いものができたと思っていたのですが、セールス自体は1stの3分の1程度。それでも今からするとバカ売れです。 しかし当時は結構ショックでした。 そして評判もあまり芳しくない感じでした。 「変わっちゃった」 「求めていたのとは違う」 「踊れない」 「ボーカルの声が高くてうるさい」などなど。 それでも、やってる方は結構楽しんでいました。 ただライブが結構しんどかった。 確かに盛り上がり難い曲が多いし、ライブではポッ

          The UCSN -2nd season- 07 最終回

          The UCSN -2nd season- 06

          書いているといろいろ思い出すもので、西荻を語る上で欠かせないバンドのことを忘れていました。今回はその話から始めます。 Oi-SKALL MATES。言わずと知れた『西荻』の名を全世界のスカ・フリークに広めたバンドです。実はスカヴィルくらいでしか対バンはないのですが、それこそ25年以上前に出会っているメンバーもいます。 まずはドラムのマルさん。元はCHANIWAのドラマーとして知り合いました。オイスカを始める時に「スカバンドやることになったんだよね~」という話をしたのを覚えて

          The UCSN -2nd season- 06

          The UCSN -2nd season- 05

          今回は前に少し触れた自分のルーツ・オブ・西荻を書こうと思います。 西荻に関してはそれぞれの思いや視点があると思うし、もう25年以上前のことなので時系列など正確でない部分があるのでご了承ください。 話はCAPITALCITY CONTROL(CxCxCx)時代の1996年くらいまで遡ります。 高校を卒業した後も継続していた同級生バンドのギターが抜けてしまい、メン募で来てくれたのがジュンイチ君でした。 彼とは実質1年くらい一緒になったのかな。方向性の違いで脱退した後も文通して「

          The UCSN -2nd season- 05

          The UCSN -2nd season- 04

          ”全曲解説ということで、1stに続き21年前の作品も全曲解説します。 今回は15曲なので比較的楽です。 2023年にリリースから20年ということも含めてアルバム再現ライブもやりました。時間が足りなくて数曲端折りましたが。 では、行ってみよー! 1.HOWLONG オープニングのSEはネルソン・マンデラ氏の解放パーティーか何かのウーピー・ゴールドバーグのスピーチから引用です。 歌詞は『いつまで反戦歌をやんなきゃなんないの?』という内容で、未だにこのジレンマは続いています。 曲

          The UCSN -2nd season- 04

          The UCSN -2nd season- 03

          2003年4月9日 NISHIOGI SOULMATES発売 正確にはこの辺りで本格的にジェリーさんが脱退してます。 なんせヌルッと現れヌルッと消えたので、正確な日付とかは覚えていません。”OUR SOUND”の曲作りは一緒にやった記憶があります。 そして1stアルバムのリリースから早くも3年経ってしまいました。 3年も経てば世の中の流れは変わり、流行や旬なんてものは等に過ぎ去って行っているのです。 我々もこの頃から苦戦というか苦悩の日々が続きます。 求められるものとやり

          The UCSN -2nd season- 03

          The UCSN -2nd season- 02

          DASHBOARD、COQUETTISH、U CAN'T SAY NO!で西荻三羽烏を自称し、discunionの発行するフリーペーパーなどで取り上げてもらったり、なんだか界隈が賑わっていた中、元々西荻ワッツの店員だった角張渉とGOING STEADYのアビちゃんが立ち上げたレーベルSTIFFEEN RECORDSからオムニバス”Small Circle Of Rock”以来のお声がかかる。 西荻三羽烏で作品をリリースしましょう!今がチャンスです!的な。 我々も音源リリースか

          The UCSN -2nd season- 02

          The UCSN -2nd season- 01

          お待たせしました。2ndシーズンの開幕です。 と言っても2000年後半からはライブばっかりやっていて記憶がない! なので、なんとなくその頃に仲良かったバンドや、バンド内の事情などを書いていこうかと思っています。 2000年後半~2002年。JELLY-Oが居たり居なかったりの時期。 なので主要メンバーはGu.SUKEBILLY、Ba,ARAI、Dr.TOMOKAZU、Tp.HOMARE、Tb.SYUJI、T.Sax.Aki-ChangとVo.私の7人。 UCSNは相変わらず

          The UCSN -2nd season- 01

          なりたい自分になれなくても

          夢はたくさんあった。 子供の頃はパイロット。まわりのみんなに合わせていたような気がする。 野球選手。団地の広場のエースで4番だった。 映画監督。父親が映画好きで、よく映画館へ連れて行ってくれた。 そしてバンドマン。気が付いたらこれが一番大きくて現実的な夢になっていた。 夢に向かって猪突猛進。 14歳で初めてバンドを組んで、初めてのライブでその気持ち良さを知ってしまい虜になってしまった。 何をするにもどうやったらバンドができるか、バンドが続けられるかを真っ先に考えていた。

          なりたい自分になれなくても