テーマ「腰痛:Low Back Pain(LBP)」③ 腰痛の原因になる筋肉って??🤔
おはようございます。こんにちは。こんばんは。
いかがお過ごしでしょうか😊
ふらっと立ち寄っていただきありがとうございます!
さて、今回は腰痛シリーズ第3弾です。
腰痛の発生する機序について説明させていただいてから
「腰痛を引き起こす原因となりやすい筋肉について」と
「その原因の改善方法(ストレッチ)」について説明していこうかと思います。
ではいきましょう!👍
今回は少し物理的な内容にもなります。
以前、脊柱(背骨)の骨の種類や形態について説明しましたね。
脊柱の頚椎、胸椎、腰椎がそれぞれ前後に弯曲をしているのですが
それは、「重力によってかかる上からの負荷」と
「体重によってかかる床反力という床(下からの)力」に対して
背骨にかかる負担を軽減できるようにするための構造になっています。
視覚的にしたのがこちらになります👇
常に背骨が曲がる方向に重力と床反力による外力がかかり続けるので
背骨が完全に曲がりきってしまわないように
無意識の状態でも、背骨を反らす筋肉である「脊柱起立筋」は
常に収縮した状態が強いられてしまいます。
それによって
背面にある脊柱起立筋が筋肉痛になって【筋膜性腰痛」が生じてしまいます。
そして、背骨だけでなく、他関節の動きにも注目していただきたいのですが、背骨が曲がると、骨盤が傾き、股関節や膝関節も曲がった状態になっていますよね。
この動きの波及を【運動連鎖】と呼んでいます。
そして、この運動連鎖によるそれぞれの関節の連関が腰痛や腰痛予防に大きな要素となります。
具体的な話をすると
大殿筋
という、足を後ろに蹴り上げる時や、歩いているときに骨盤がグラつかないようにしてくれている筋肉が股関節を覆うようについています。
この大殿筋は、歩くときに常に使っている筋肉でもあるのですごく硬くなりやすい筋肉です。
この大殿筋が硬くなっていると、骨盤を後ろに傾けてしまうので
先ほど出した画像のような、腰に負担がかかる姿勢に近づいてしまいます。
こんな感じです👇
この赤くて黒い線が入っているのが大殿筋(あくまでもイメージ)です🙇♂️
習慣的に、ランニングや筋トレ(バーベルを担いだスクワットなど)をしているような人は、この大殿筋が硬くなりやすいので注意が必要です。
また、背骨が曲がってきて、骨盤が後ろに傾いてしまっている俗に言う「猫背」の状態の人も今紹介した順番とは逆の順で、大殿筋が硬くなりやすくなってしまう場合もあります。
その大殿筋の柔軟性を改善させるためには、静的なストレッチが重要になります。
※写真の準備がございませんので、一旦は文面で紹介させていただきます。もし、気になる方がいらっしゃいましたら、ネットでも出てくると思いますので、今から説明する方法のような方法があれば参考に行ってみてください。
後日、写真が準備出来ましたら、こちらにも載せさせていただきます。
誠に勝手ながらすみません。
では、方法の紹介に入ります。
①上向きに寝て、両膝を立てます(足の裏は地面につけたままです)
②どちらでも構いませんが、一方の外くるぶし(外果)を反対の膝にあてておきます。
③立膝状態の方の太ももを抱え込んで足を持ち上げます(足の裏を床から離します)
④足を広げている方の反対のお尻(右足を抱え込んでいるなら、左のお尻)に伸ばされている感じがあれば成功です
どうでしょうか。
この説明でも再現できましたでしょうか?😓
準備不足で申し訳ありませんが、確実な方法が知りたい方は
お手数ですが、後日再度この記事を覗いてみてください。
今回は大殿筋に着目しましたが、姿勢に影響を及ぼし、腰痛の原因となり得るものは他にもあります。
でも、この「姿勢の変化に伴う関節の動き:運動連鎖」や
「重力や床反力による影響」を理解しておくだけでも
腰痛に対する理解が深まって、より納得していただけるのではないかと思います。
専門的な内容にもなりますので、もし分かりにくい表現などございましたら知らせていただけますと幸いです。
そのことについても説明させていただきます。
腰痛は内容が限りなく広いですが、1つ1つゆっくり整理していければと思います。
次は、「姿勢が良い・悪い」について、セラピスト目線での個人的な解釈を紹介させていただこうと思っています。
では、ここらで今回は失礼します☕️
最後まで、貴重な時間の中、読んで頂き本当にありがとうございました😊
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