やさしい世界
言葉にする前に感じてみる。
この、ほどけてほぐれた感じを。
安心。こころが安らぐやさしい世界。
私の内側で行き場を探していたエネルギーがゆるされて流れてゆく。
はじめはおどおどと、そしてそこが安全だと分かると安心して弾けるように飛び込んでゆく。
幼子のように。動物のように。
ひとしきりそこで循環する。
エネルギーが寄せては返し、受け取られて受け入れて楽しくなる。そしてやさしさで満ちてゆく。
世界はこの受渡しで繋がってゆく。
あらゆるレベルの循環がフラクタルに螺旋を描いて繋がってゆく。その流れに身をゆだねる。私のなかをエネルギーが満ちてゆき、やがて私もそれを次へと流してゆくだろう。私がしたいことはそれだった。
そういう、この世界の創られ方が見えたような気がした。あらゆるレベルで繋がってゆくさまが垣間見えた一日だった。
とてもセクシャルに聞こえるかもしれないが一概にそうではない。
そうではないが、あらゆることがそこに還元されてゆくのだ、きっと。