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鎌田あかり

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鎌田あかり

マガジン

  • ある日ふと始まった蛇との物語。ひとつひとつが別々に、やがて連なった物語へ。突然はじまってあるとき収束した無意識からのギフトたち。

  • 覚え書き

  • レッスンノート

  • 白ヤギさんと黒ヤギさん

    白ヤギさんからお手紙ついた。黒ヤギさんは食べずに読んだ。ふたりの往復書簡。

最近の記事

私は出会ったすべての人を妄想の万華鏡を映し出す反射鏡に使っている つまり投影の反射鏡にしている 自動的にそうしてしまっている 完膚なきまでに うわ〜〜〜〜 これいつからだっけ? はじまりの記憶があるような気がしているよ わざとそれをはじめた瞬間があったよ

    • 回転(創造)の第一原因は退屈だったから そして、エゴが最も耐えられないのも退屈 人間がなかなかゼロポイントに収まれないのは退屈な場所だから… (いま『宇宙の羅針盤』下を読み始めています。前にも読んだ筈だけど本当には読めてなかったことに気付かされています)

      • 銀杏の祝福

        秋晴れの金曜日。 S駅の改札前にてメンターと待ち合わせ。 数年ぶりにリアルでのセッション。 メンターご贔屓の御苑のなかで、という運び。 S駅改札前のひらけた広場から、通りに並ぶ銀杏を仰ぎ見る。 パッキリとした、どこまでも黄色く紅葉した姿が青空を際立たせる。 今年、ようやく紅葉を見た気がする。 銀杏の葉はクリーニング作用を持つ、とはホ・オポノポノを広めたヒューレン博士が色々なところで言っていたことだが、その堂々たる黄色の発色に瞬時に精神が高揚し(紅葉だけに)浄化がなされ

        • 退屈と創造

          暗い 暗い 暗い 真っ暗なわたしから生まれたわたし わたしがわたしを生んだとき 暗いくらいわたしから わたしが生まれたとき のちにそれを光と名づけて わたしは混沌のわたしの世界を始めた いちばん最初の わたしのおはなし 水曜日の昼下がり、人間の私は暇をもてあましたバイト先のカウンターで途方に暮れていた。 あまりに沢山の仕事が押し寄せたあとに、ストンとエアポケットに入ったかのような静の時間。やることが何もない。 刺激が何もない。 退屈だ。 どうしたの急に。何も起きな

        • 私は出会ったすべての人を妄想の万華鏡を映し出す反射鏡に使っている つまり投影の反射鏡にしている 自動的にそうしてしまっている 完膚なきまでに うわ〜〜〜〜 これいつからだっけ? はじまりの記憶があるような気がしているよ わざとそれをはじめた瞬間があったよ

        • 回転(創造)の第一原因は退屈だったから そして、エゴが最も耐えられないのも退屈 人間がなかなかゼロポイントに収まれないのは退屈な場所だから… (いま『宇宙の羅針盤』下を読み始めています。前にも読んだ筈だけど本当には読めてなかったことに気付かされています)

        • 銀杏の祝福

        • 退屈と創造

        マガジン

        • 27本
        • 覚え書き
          2本
        • レッスンノート
          5本
        • 白ヤギさんと黒ヤギさん
          5本

        記事

          蛇の請願

          記憶は脳のなかでのたうちまわる。 蛇のように。 のたうちまわり、暴れまわり、シナプスを痛めつけて脳はへとへとに疲弊する。 蛇はいつも3次元に引きもどす。 頭蓋骨の塀の内に意識を押しとどめ、自由を見えなくしてしまう。 蛇はその術をかけるのがとても上手。 言葉も蛇の息がかかったものだから、思考を使って自由への道をたどるのはほとんど無理とされている。 それは…つまり言葉は、自由の領域に己れを拡げ得た者によってはじめて、高次元への手形となる意味を乗せて使うことが出来る。

          ・思いつきメモ・ 5次元意識に連なる(もしくは繋がる)ために 敬意そして愛がその扉を開けるコードのよう 敬意を向けない限りそちらの領域には入れない 見えないものが見えないのはそちらに敬意を向けてないから(自戒)

          ・思いつきメモ・ 5次元意識に連なる(もしくは繋がる)ために 敬意そして愛がその扉を開けるコードのよう 敬意を向けない限りそちらの領域には入れない 見えないものが見えないのはそちらに敬意を向けてないから(自戒)

          言えるのは 何かとてつもなく絶妙に こうなっているみたいだ、ということ

          言えるのは 何かとてつもなく絶妙に こうなっているみたいだ、ということ

          私とわたし

          内側が先、外側は後なのよ そう呟いてみる。 内側が先…… アイスティーのグラスに挿したストローをくわえながら、じっと考える。 内側が先ということは、あれよね この、胸の内だか頭の内だかでひとりごちているこの声、私のようで時々誰だか分からない、ずっと一緒にいるわりには親しみを感じづらいこの声のことよね? そう頭のなかでひとしきり論をこねくりまわしてみる。 ううん… どうもそれは良くないな 頭頂から少し後ろにある辺りの脳がぶぅん、と重苦しい反応をする。詳しいことは分

          私とわたし

          意識の幾何学

          誰かが誰かの物言いにかこつけて半ば否定しマウントをとるように自説を唱える…ということはSNSが日常に食い込んだ生活を送るようになってから日になんども目にするシーン。 …と、いうことに対する何とも言えないモヤりとした心情をさらにSNS上で吐露することも最早目新しいものではなくなった。 要するに「人のふり見て我がふり直せ」というところで止めるべきことなのだが、いや、この場合、誰に対しての釈明としての「べき」かしら? 起き抜けに開いたSNSでふと、不穏なエネルギーのやり取りが

          意識の幾何学

          ウロボロスの環

          覚えているか 目隠し用のガラスのついたてのあちら側から、まなざしだけで彼が言う。 暦のなかで季節を分けたばかりの街、もの憂げな老人たちが肩を並べる昼下がりのカフェで、なつかしい存在が語りかけてきた。 君があまりに変わらないから驚いている これはお世辞ではなくどちらかと言うとこちらがあまりにも‘変わらない’ことを諌めている調子だ、とすぐに気付く。 途中で道が分からなくなっていたの…見つけようとしたんだけど、忙しくて 責められたような気分になり、とっさに言い繕ってしま

          ウロボロスの環

          これはマスターセントジャーメインとのワークの一部の走り書き

          これはマスターセントジャーメインとのワークの一部の走り書き

          鏡は左右反転してない!?それが、分からない!……からの次元上昇のイメージ化までのメモ

          鏡は左右反転してない!?それが、分からない!……からの次元上昇のイメージ化までのメモ

          その国のはなし

          その国ではだれもが「あなたの命はいつだって私の命より大事」と告げあう。 親子とか、恋人同士とか、友人相手だけのことではない。 買い物に寄ったスーパーマーケットの客と店員、初めて顔合わせをした取り引き相手同士、新刊を出したばかりの小説家のサイン会の列に並んだファンと作家(当然列に並ぶ人たち同士も)、そして病院の診察室のなかでの医者と患者も。 その人が自分の視界に入り、相手の視界にも自分が存在してしまったことを察すると、ひとびとは半ば反射的に「あなたの命はいつだって私の命よ

          その国のはなし

          その場所

          くらい くらい よる よりも くらい ふかい ふかい もっと ふかい まっくらな まっくらな 人類の最初の聖地は洞窟の奥深くだった。 そしてそれは秘密にされた。 本のなかにそう書かれた文章を読んでわたしはすぐに10万年前の洞窟のなかに飛んでゆく。 半ば呆然としながら、たったひとり洞窟の突き当たりの岩肌の前にへたりこむ人。 星や月の光も届かない、夜よりも暗い処。 ごつごつと大きな石や小さな石が地面を覆う漆黒の闇のなか、その人は蛇の目になって這うようにここを探り当てた

          その場所

          漂白

          消したいのは知らぬ間に付いた色 わかっているのに消せない色 あたまのなかで思いこんでしまった他人の色 わたしがわたしをやるだけで発色される色 彗星の進行をひきとめるように尾っぽにぶら 下がる重しのような色 そういう色を漂白して、世界を感じてみたい。 漂白された布巾が洗濯紐の上で太陽の光を真正面から浴びながらそ知らぬ顔でパタパタと風になびくように。 かるくて、自由。 それが肝要だ。 そうしたら、と声が言う。 そうしたら、もっといろんなものの声が聞こえるよ。

          かぐや姫システム

          おばあちゃん、お天道様部屋の準備整いました。 ん?そうかそうか。 私もいよいよお天道様かい。神セブン入りじゃ。 セブン…はどうか知らないけれど、そうか、おばあちゃんの若い頃にそういうのあったんでしたっけ、アイドルというのですね? みなまで言うまい。それが粋というものじゃ。オトナってもんじゃよ。 ……おばあちゃん、お天道様に入る頃になっても変わらないですわねぇ。 当たり前じゃ。 お天道様に入るからってひとが変わるはずないじゃろ。お前はまだまだウブじゃのう。 ウブ…。

          かぐや姫システム