快適な睡眠のための「光の環境づくり」
春になって、最近は布団がとても気持ち良い季節になりましたね・・・!まさに「春眠暁を覚えず」な毎日を過ごしていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、こんな時期にピッタリ(?)の、厚生労働省が策定した『健康づくりのための睡眠ガイド2023』から、快適な睡眠のための環境づくりの中の1つである「光の環境づくりで大切なこと」をご紹介したいと思います。
光の環境づくりの2つのポイント
日中にできるだけ日光を浴びる
「朝日の強い光を浴びることで体内時計がリセット」されるとはいったいどういう仕組みなんだろう、と思って読んでいたら、ショートコラムに詳細が記載されていました。
寝室にはスマートフォンやタブレット端末を持ち込まない
ショートコラムにあるように、体内時計を調節する光の受容細胞に含まれるメラノプシンがブルーライトの影響を受けるということですね。しかも寝ている間も影響を受けてしまうようです。
「真っ暗じゃないと寝れないんだよ・・・」という方の言い分にもバッチリ科学的な根拠がありそうです。私もこれから部屋の明かりは消して真っ暗にして寝ようと思いました。
また、寝る前にスマートフォンなどを利用してブルーライトを含む明るい光を浴びると睡眠を促すホルモンであるメラトニンの分泌が抑制されてしまうようですので、睡眠時間が不足している場合や、寝てもあまり休息感が得られないという場合は、特に意識的に就寝前のスマートフォンの使用は避けておくのが良さそうです。
『健康づくりのための睡眠ガイド2023』には、内容の根拠とされている参考文献が記載されていますので、ご興味のある方はそちらも参考にされると良いと思います。
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