糖尿病を予防する
糖尿病患者は約1000万人、予備軍は1000万人います。
日本人の6人に1人の国民病です。
糖尿病には自覚症状がなく健康診断から初めて気づき、
悪化すると人工透析など深刻な事態になります。
糖尿病は生活習慣病であるため、
生活習慣を整えて予防をすることで対策が可能です。
糖尿病とは、膵臓から分泌されるホルモンのインスリンが十分に働かないために
血液中の血糖が増える病気です。
糖質は小腸で分解されてブドウ糖となり吸収されます。
そして血流にのって前進をめぐる、これを血糖と言います。
血糖値が高いと、酸化と糖化の害があります。
インスリンとは、膵臓のβ細胞から分泌されるホルモンです。
血液中の糖を筋肉や肝臓などの細胞に運び込む役割があります。
細胞に送り込まれた糖はエネルギーとして利用される。
余分な糖を筋肉や肝臓で脂肪に変えて蓄える。
インスリンの分泌不全や抵抗性低下が起きると糖尿病になります。
食事・運動不足・ストレス・肥満に気を付けることで糖尿病を予防しましょう。
健康診断における糖尿病が疑われる4つの基準
1.HbA1c(糖化ヘモグロビン)6.5%以上
2.空腹時血糖値126mg/dl以上
3.随時血糖値200mg/dl以上
4.75g経口ブドウ糖負荷試験の血糖値200mg/dl以上
4つとも当てはまる場合、精密検査を受けましょう。
糖尿病の予防法は、食事、運動、睡眠です。
食事は、肉やバターなどの飽和脂肪酸の摂りすぎに注意しましょう。
一汁三菜の食事にして、食べる順番にも気を払うことで血糖値の上昇をおさえましょう。
運動は、有酸素運動によって、血糖値を下げてインスリンの効きを良くしてくれます。
有酸素運動によって、インスリンの感受性の改善効果は48時間保たれます。
睡眠時間は7~8時間の程が最も糖尿病患者が少ないと分かってます。
食事、運動、睡眠により、元気な身体を作っていきましょう。