質の高い教育とは多様な経験を通じた「寄り道」「試行錯誤」
早めの専門特化より、まわり道が強みになるという考え方です。
私は共感します。
答えのない複雑な社会において、問いをたてる能力がより大切になると思ってます。
答えを求めることも大切ですが、答えのない問いを立てることも大事である、という教育です。
あちこちに寄り道しながら、考え、実験するほうが、
特に不確実性の高い現代では力の源になると実感してます。
学ぶこと自身に意味がある、という思想です。
ひとを成長させる科学的に裏付けのある学習方法は、
1.関係を認識する問題を用いる
2.学習の時間間隔をあける
3.テストする
です。
専門的に述べると、
帰納法思考を身に着け、深く学び、ゆっくり学ぶと学習効果が最大化されるようです。
手段よりも問いを考えることで、
長期的に良い成果を上げさせる考えです。
このような学習法は応用が利きます。
知識を見識にして、胆識にする。
問題を発展して、遠くへの移転を促します。
問題解決で特に高い実績をあげる人は、
まず問題の分類から始めることだそうです。
フレームワーク化技術といったところでしょうか。
予期せぬ問題を前にどれだけの幅をもって知識を応用できるのか?
この鍛錬をしていきます。
自分に合っているかどうかも大切です。
自分に合わないものにこだわりすぎないことです。
マッチクオリティーを重視するということです。
課題を解決する手段は一意ではなく、柔軟性です。
選択肢をあらんかぎり試して、
それが自分に合っているか早く知ろうとすることです。
自分に血肉にしていけば良いと思います。
成長のスピードは人それぞれですので、
自分だけの旅やプロジェクトに取り組んでいけば良いです。
そのプロセスで意欲を持って学び、
道を進む中で順応していくことです。
多様な経験を通じて、寄り道や試行錯誤をすることで、
人生を豊かに過ごせるようになっていきます。