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蠍が嫌いですと!?
ホロスコープ絵2クール目の第二弾が完成した。
はみんぐばーどさんのホロスコープ絵だ。
彼女は蠍座の女性。
本来ならば、地底からビームを出すような力を持っている。
しかしながら、ホロやディスポジターをみる限り、彼女の太陽の存在は小さかった。サビアンの意味も控えめ。心理的な効果があらわれるカラーホロスコープでは太陽が最下位にきていたほどだ。
なんで蠍っぽくないんだろう?
「はみんぐばーどさん、蠍太陽のことあんまり好きじゃない?」
ずばっと聞いた。
彼女は「はい」と言った。
風(天秤や双子、水瓶のグループ)に憧れている、とも言った。
ペンをクチの上にのせ、ううむ、と考えた。
太陽嫌いだと太陽がなかなか輝かないんだぉ。
なぜ「嫌い」なんて星たちは彼女に言わせるのだろう。
太陽が輝くと困る人たちがいるのだろうか。
ホロをみた。
土星ヨッド(神の手と言われる特殊なもの)だからなのかな。
火星ちゃんが強すぎる気もした。
アセンの双子が気を利かせてるのかと思ったりもした。状況を瞬時に察知し、大事にならぬようしてるのかも。ヨッド持ちだから。
ぬぬぬんだった。
蠍の良い点と言えば、好きなことや興味のあることならガンガン深掘りできるところ。
彼女のディスポジターは6天体がぐるぐるぐるぐる会議していた。天王星が最後つきやぶれないでもいた。
基本的に理論で考えてしまうワタシ。
なので
「天王星の力をUPすれば太陽は輝くのでは」
と伝えたが、彼女的にはいまいちピンときていなかった。
「この2人が頑張っている気がするんです。気になって仕方ない」
はみんぐばーどさんがピンときていたのは海王星と冥王星であった。
ん?なんで?
このときはわからなかった。
のち、彼女の蠍太陽特性が海王と冥王のミックスというのが判明した。
そう、無意識で彼女の太陽はこの2天体のサポートをかんじていたんだ。
海王と冥王のセクスタイル持ち(しかも数値がかなり良い)も関係しているのかもしれない。このアスペクトは直感力が働く印だから。
はみんぐばーどさんとは音楽とディスポジター図を通して「思いっきり遊んだ」。
彼女は試練が大好物。一室に土星がいるし、そもそもヨッドの頂点がコレ。
金星ライジングのワタシとは根本的に考えは違う。
だからこそ、きつい遊びを彼女に思いっきり投げ込んだ。えいえいえいえいえいぽいぽいぽいぽいと。
並行し、自分で考え、自分で感じ、自らが創った作品(写真やフラワーアレンジメントなど)をどんどん出してもらった。
変わる=考えることが増える
「●●かもしれない!」
「●●だと思う」
「前の案がいいかな」
「良くなった!」
そして、彼女が納得するまで思考するのを楽しんだ。
打ち合わせの際、彼女がもともと持つ特性=INFPもガンガン出てきた。
この属性も考えるのが好きなやつだ。
画面の向こうで悶絶している姿が浮かんだ。
よおし、良い感じ。
くるぞくるぞ、太陽。
さそりー!
こいー!
そんなこんなが3週間。きつい中に楽しみを見いだせた彼女は、感情で納得するホロスコープ論を完成させた。
もともとのホロのイメージはこう↓
太陽突撃のときはこう↓
おうおう。
海王星(テン君)が最高だった。しびれるぅ。
「ワタシ、蠍の力出てきましたよね!」
「これなんだ、蠍の力って」
たった3週間。それだけの期間で彼女は太陽を理解できるようになった。
これが蠍女子の力。すごかった。
大事にしてあげてほしい。
蠍女子の有名人はケイティ・ペリー。
彼女、自分の世界観があり、感情をとても大切にしている。アツい中に献身性もある。
ワタシは彼女の突き抜けちゃってる感がとても好きだ。蠍女子(しかもかなり強め)と知り、ああ、ああ、わかる、となった。
感情を掘り下げて掘り下げて独自論を出し「OK」まで持っていくのがはみんぐばーどさんだった。
手伝ってくれたのは彼女のTOP6天体。うまいこと動いた。いや、動くんだ。みんな良い子。傍で見ていてわかった。
ホロにはなんでも書いてある。
さて。本題。
できた作品は一言でいうと「突き抜けた」。
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制作過程は彼女が少しずつネットにUPしている。
1万字でおさまるかな。
それくらい濃くておもしろい世界だった。
ワタシの感想は
伝説がまた1つできた
だった。
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胸いっぱい過ぎて言葉がでない。めっちゃかっこいい、Phantom。
こんな素敵な機会を与えてくださったはみんぐばーどさん、ありがとう。
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