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誕生時間がわかりません

ホロスコープの絵が完成した。

たゆたうひとさんのものだ。



たゆさん、すごいところからのスタートだった。


「誕生時間が実はあいまいで」


うそーん。


しかし、16パーソナリティ診断がINTPだという。


ホロをざっと観、ある印を確認した。

うん、OK。



たゆさんは水星が強いよ。粘り強さを示す土星ちゃんも強い。


akkiy★、あきらめないので有名。かつ、全天体巡行女子。


「出生時間を探したくなった」


なんと、今回はMC到達までのお話。



「大体の時間はわかるんだけど…」

たゆさんは出生時間の幅を1時間で提示してきた。


ぬうーん?

10分間隔でホロを出してみたのだが、しょっぱなからとんでもない壁にぶち当たった。


太陽が12室にいくか1室に行くか

だった。


どっちに転んでもASDに合なんだけれど、時間帯によってはライジングになる太陽。太陽のサビアンはとくに変わらないので意味は問題ないが、太陽が冥王と土星とグランドトラインを形成していた。


か、かおす。


「めっちゃ目立つタイプですか?」

「12室太陽と1室太陽だと雲泥の差だと思うんです、色々なことが」

率直にきいたし、伝えた。


以前、占い師さんにホロをみてもらったことがあるというたゆさん。

その時太陽は1室扱いだったという。本人の感覚も12室の太陽ではないとのことだったので太陽12室案は「消えた」。


次、火星。

誕生時間によってハウスが変わる位置だった。

「MCへ悪さをする子なのは変わらない。問題はハウス。意味が変わってくる。さあ、どっちだ」

たゆさんは考え込んだ。

「火星がこっちのハウスだと…うううん」

「あー、こっちだと、自分の過去に当てはまることがいっぱい」


彼女は自分で答えを出した。火星はここだ、と。


と、こんな感じで月もやっていった。


すると、60分の幅の中から15分ぐらいの中に答えが浮かんできて、結果、太陽は1室でライジングスターになった。わお。


ASDとMCの組み合わせは数個だが、若干複雑だった。


サビアンを動かさず、ハウスも固定にする。

ASDが大人しい子と元気な子。1度違うと全く別物になってしまう。


うううん、どれ?


ああ、頭はげそう。

でも、なんだかとても楽しくもあった。


子供の頃好きだったのはパズルなんだ。

ばちこらばちこらピースがはまる快感。くー。今、これだ!

勝手にアドレナリンがでた。


そんな中、たゆさんは過去の自分と向き合い、ここにきた意味も考えていたよう。


サビアンと部屋の意味を独自で咀嚼。与えられる情報じゃないよ、わたしたちは「考えた」。そして、たゆさんは自分で「選んだ」。天体を1つ1つみて理解していった。

残りの人生を見据え「どうしたいの、ワタシ」へもたどり着いた。


出たのが以下答えだ。

一休さんみたいに、橋の真ん中渡って人を驚かせて楽しませるような存在になりたい

上手く立ち回れるよう自信をつけて、奢らず、昂らず、謙虚でしたたか、それがいい

わたしはそういう存在でありたい

たゆさんの言葉から引用



マニアックでユニークなところも垣間見えたホロ。1人だけ失敗しちゃう火星。ばちばちに賢い水星や土星たち。太陽も月もみんなみんな賢いんだ。

圧は相当なものだったよね、火星ちゃん。


いいじゃないか。この子はおもしろいんだよ。

活かすのだ。そして、教訓にもするのだ、火星を。


MC突破には火星が必須なのもディスポジタに出ていた。太陽が開く前はそんなかんじではなかったのに。

MCに「このやろ」といわれてもへこたれないのが火星ちゃんの良いところだった。そこを乗り越えてこそMCが開くともとれた。



遅咲きの印もワタシはみつけたよ。

「とんでもない1室を持ってるじゃないか。インターセプト開放。ときはきた。太陽GOです」


で、できたのはこの絵だった。



作品タイトル『おでまし』

めっちゃくちゃ優秀な太陽が「おでまし」になった。



個人的に山羊女子好き。

みんなね、ハンサムなんだ。格好良いの。

たゆさんの太陽もハンサムだった。


これからびかびかに輝きますように。ららららら。




おまけで制作秘話。

こうやって描いている。




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