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ディスポジター図を絵画化(視覚化)してみる
ディスポジター図を出してみた。
ホロがわかる人たちの中では盛り上がっている一方
「見方がわからない」
そんな意見もあった。
自分のディスポジター図を絵画化(視覚化)してみようと思いついた。
タイトルは「金星の挑戦」。
涙涙の物語(の予定)。
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ワタシは現在はるなさんという占者とともに依頼者のホロスコープを絵にする企画をしている。
現在、4人目まで絵画化した。
残すところあと1人。
終わってしまうのが寂しい。
けれど、提携はしていくため、はるなさんのホロからの絵というのは喜んで引き受ける予定。その点で寂しくない。
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この企画は、牡羊座姉御がホロを読むことからはじまっている。
ホロ占者は法医学者のようなんだ。
養老先生は言っていた。「死体は嘘をつかない」って。
ホロもそう。ちゃんと読めば真実がわかる。
牡羊座姉御はホロスコープとたんたんと向き合う。
牡羊座姉御。依頼者さんの心にも寄り添う。
星を読むだけではだめ。
未来の道筋も提案したい人。
その傍ら、ワタシには星のイメージを伝え、絵画制作がスムーズにいくよう手配してもくれる。
才能ある人はいくつもの仕事が掛け持ちできるね。
ワタシの仕事は、ホロを把握し、依頼者さんの好みを取り入れ、現実と空想の世界を絵にすることだ。
暗がりの情報を照らし、真実をみつけ、穴からひきづり出してくるのがはるなさんだとしたら、星のスティックを持ってブンブンふるうのがワタシだ。
今回、前半2人の依頼者さん絵はスムーズにいったものの、3番目4番目の依頼者さんの作品は難儀した。
ここをディスポジターと絡めてみよう。
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こういう図をみるとき、どこに線が集まっているのかみる。
中核は「金星」や「水星」なんだろう。
金星と水星を中心に星がまわっている。芸術を通じて世の中を観ているし、コミュニケーションの手段ともなっているからと勝手に考えた。
絵画制作ははじめに描いたものが180度ひっくり返ることがある。
ワタシ的には
いつものがやってきた
であっても、依頼者さんにとっては
「なんでこんなに顔が変わるの?」
ぐらいな気持ちになったろう。
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上記が完成品であるが、絵画化開始直後は以下絵なのである。
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依頼者さんの期待を裏切りまくり、がっかりもさせてしまうところがあるのだ。最終的には良くても途中は「うそーん」が繰り広げられる。
自分でもよくわからない。
ゴールに向かって絵を描いていないので開始はあやふやで良いと思っている。フィーリング大事。やりながら「あ、こうしたら素敵かも」が50回以上きてファイナルに到達するのだ。
作品自体も何パターンも作れてしまう。逆に言うと絞れない。たくさん種類があったほうが楽しいとも思うから。
頑固な自分に悩む人もいるよね。
ワタシは柔軟すぎる。
「こんなのできた」
「どれも素敵すぎて困る」
と眉毛を数ミリいじったものをいくつも見せられた4番目の依頼者さん。
彼女もワタシと一緒で柔軟派だ。
わくわくわくわく楽しくてしょうがない。
「え、眉一つでこんなに変わるの?」
「楽しいが…」
「ワタシまで惑わせる気か!」
だったろう。
かるく合掌。
変更が負担じゃないというのもあるんだ。
これも人には意味不明だろう。
自分では普通だと思っていた制作過程。
しかし、他者にとってはカオスになる制作過程。
企画を通し、自身の絵画制作スタイルを見つめ直すきっかけになった。
複数のパターンをつくるのはやめられないが、依頼者さんが不安になってはいけないから制作過程はあまり見せないほうが良いのかもとも思った。
終わった後にみせるのは良いね。
過程は楽しいからだ。
今後はそうしよう^^。
話を戻そう。
ワタシの金星ちゃんには助っ人がたくさんいる。
もう一度図と照らし合わせてみよう。
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水星は☿、太陽は◎、冥王星は♇。
この3つが乙女座金星をサポートしているかたちになる。どの図をみてもそう。
図には書いていないがすべて天秤座である。
絵にすると以下だ。
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ワタシの太陽と冥王星は合(コンジャンクション ぴったりくっついている)だが、別々の路線で金星にアプローチする道筋を持っているのもディスポジター図から理解できる。
天王星と冥王星からの金星アプローチ路線
と
土星と太陽からの金星アプローチ路線
だ。
ディスポジターの表に星座情報を加えると
ああ、そういうこと
と思える部分は増える。
絵にするなら、天秤にはゴールドを、乙女はピンクを入れている。色で判断するのも大事。
ホロスコープは天体と星座、アスペクト。すべてをごっちゃにしてわかるものだ。
あ、そういうことか
が増えるとホロスコープはおもしろくなる。
とりま。
ワタシの人生は金星ちゃんにかかっている。
大事にしたい乙女座金星。天秤座軍団で強力バックアップ中。
皆さんの天体はどうだろう?
一番強いものが偉いというわけではないかも!?
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