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夏の家族旅行①〜父の郷里、静岡へ

旅行からもうすぐ1ヶ月が経とうとしていますが(^^;;
弟から写真が届いてから書こうと思っていたのに、待てど暮らせど来ないので諦めました💦私のiPhoneの写真でお送りします。
私の記憶の方が怪しくなってきましたw

両親共、夏生まれ。父80歳、母79歳になりました。
老いは確実に進み、特に父は今年に入ってあちこち具合が悪くなることが増えました。
もうこの先、長距離の移動はキツくなるのではないか。
何年も行けていないお墓参り。弟夫婦が、お墓参りも兼ねた一泊旅行を提案してくれました。
もしかしたら最後の家族旅行になるかもしれない。そんな思いを誰しも抱きながらの旅行でした。


【旅行前夜】

朝早い出発だったので、前の晩に実家入り。

そこでまず、父にサプライズ!
今年傘寿のお祝いになる父への誕生日プレゼントです。
帽子。
私も好きですが、両親共に帽子が好きなんです。
いつも父の日母の日以外は特に贈り物をしていないのですが、このような節目の年だけは贈ります。
出発前に贈ることで、旅行に被っていけると思ったので。とっても喜んでくれたし気に入った様子で良かったです☺️

プレゼントしたハンチング帽



【8月4日(1日目)〜静岡へ】

朝5時過ぎに弟たちが車でお迎えに。
弟一家4人と、両親、私の総勢7人で車に乗り込みます。

首都高から東名へ。
母が年齢のせいか、最近お腹の調子が良くないらしく。トイレ休憩を小まめに入れながら、ゆっくり移動です。

両親(サングラスはスタンプです)
富士川SAにて
お天気が良ければ背景に富士山が見えます。
義妹()と私()
おふざけ写真を撮り合い🤣


詳細な場所は控えますが、父の郷里は静岡県西部、浜名湖が近いところです。
本来なら向かう道中、どこでも富士山が見えてテンション上がるんですよね〜
ところがこの2日間は長雨が続いていた頃で、富士山の裾野さえ見えませんでした😭
トップ画は4年前の富士川SAで撮った写真。富士山、見たかったなぁ…

父の実家(だった)本家は、今は叔母(父の兄嫁)が一人で暮らしています。
叔父は数年前に他界。
仏壇でお線香をあげた後はしばし思い出話に花を咲かせ、一段落したところで叔母も車に乗せて移動。
昼食を共にした後でお墓参りです。

義妹と甥っ子

菩提寺のご住職がご存命と聞き感激しました。98歳になられたそうで、床に臥せる事が多いようでお目に掛かれませんでしたが。
私たちの応対をしてくれたご婦人が色々とお話をしてくださいました。
ご住職はその道ではかなり有名な方のようです。大学で教えることもあった方。

私は仏教のことはよくわかりませんが、その方の醸し出すオーラのようなものを中学生の頃から感じていました。
多分祖父の法事の時だったと思うのですが、静かに私たちに語りかけて下さる話に(正直内容は全く覚えていないのですが)訳もわからず心が震えるのを感じました。
私に直接お話しして下さった事もあり、見つめられて話を聞いていると自然と涙がこぼれるという不思議な体験をしました。
世の中にはこういう御人もいるのだなぁと思いました。

それ以降、静岡の法事の時はご住職に会えるのを楽しみにしていました。

父もご住職には思い入れがあるようでした。
兄弟の中で唯一人郷里を離れて東京に出てきた父。それを知っていたご住職は、仕事で東京に出た時に父の職場を訪ねて気にかけて下さったと、涙ぐみながら思い出を語っていました。

ここを訪ねると背筋が伸びる感じがして、清々しい気持ちになるのです。

当初、この旅行に不安を持って後ろ向きだった父ですが、このお墓参りだけでも来た甲斐があったと、心の底から感じ入ったのではないかと思います。

叔母に別れを告げ、一路箱根へ向かいます。

お寺の猫ちゃん
車の下の日陰でお昼寝

旅の続きは

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