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#スタエフやろうぜ

見つけた。

見つけた。

見事にぶれる

いきたいところ?
みたいもの?
やりたいこと?

ああそうか

僕の好きは

この時間だったんだ

今さらそんなこと言えないよなぁ

だから目をそらすように
夢中になるんだ

逃げてるだけなんて
カッコ悪い
最後には誰かに何か届いていればな

なんて思いながら
だから
誰かのためにって難しいんだ

いっそ僕のために
いっそ
いっそ僕が笑うために
僕の心を

洗うために

こえ。

こえ。

声がきこえるまで
ぼくはずっときみのことを
考えてしまうんだ
一日中きみのことを
考えてしまうんだ

そのときぼくは
きみを大切に思っていたと知る
失いたくない気持ちが
きみに重なっていることを知る

きみがぼくにくれた言葉が
たった一言だったとしても
きっと必死にきみのところへ
走っていくんだろう

きみに会いに いくんだろう

あこがれ。

あこがれ。

夢中になれる人
人を褒められる人
言葉をたくさん知ってる人
みんなを笑顔にしてくれる人
誰かのためにモノを作る人
理解しようとしてくれる人
一緒に笑ってくれる人

自分にいいところがないなんて
思わないで

自分にいいところがないと
思える人は
人のいいところを見つけられるという
いいところがあるんだよ

それを伝えてごらんよ
そしたらほら
笑顔をあげられる人になれる

笑顔の魔法は
とてつもなく

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1.09.sat

1.09.sat

別にそんなんじゃない
好きなことして
心が踊っていただけ
別にそんなんじゃない

好きとか嫌いとか
別にそんなんじゃない
愛とか恋とか
別にそんなんじゃない

耳元で声がするから
返事をしなくちゃと
そう思っただけ

もう少し

なんて
ただ楽しかっただけだから
君を好きになったからじゃない

1.10.sun

1.10.sun

グラスに氷とウイスキー

前は苦手だった

もっと甘いのが好きだった

グラスに氷とウイスキー

一人で寂しさを埋めるには

これくらいがちょうどいい

これくらいが

頬杖をついて
ピアノの音に酔いながら
グラスに氷とウイスキー
奥の方にかすかに甘く
鼻から胸へ通り抜ける香りに
酔いながら

今は誰の言葉もいらない
一人静かに
小さくなる氷をながめている

あの日隣で
ウイスキーを飲む君を
思い

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1.11.mon

もう何を言っても無駄よ
あなたの声は私には届かない

見ているものが違うのね
これ以上引き止めないで
しがみつかないで

私がいるのはここじゃない

何度も繰り返してきた
もうここには戻らない
今までありがとう
さようなら

1.20.wed

1.20.wed

あなたのうた

わたしのうた

重ねるより連ねて

いつだってそこで

苦し紛れの笑顔で

ダメねわたし

いつだってそこで

あなたの笑顔に

落ちてしまう

1.22.fly

1.22.fly

好きなものを
好きだと言おう

好きな人に
好きだと言おう

それを我慢するから
いつも心は苦しくて
下を向いて
眉間にシワが寄って

大切だから
好きと言わせて

もううるさいって言われても
気が済むまで
好きと言わせて

ボクはキミが大好きで
ボクはキミが
大切で
大好き

1.25.mon

1.25.mon

ねぇ聞いてよ
なんて、聞いてもらえるほどのこと
何をしたんだ
また足りなくて
まだ足りなくて
悔しい思いをしたんだ
当たり前さ

周りの期待に
今のボクじゃ答えられない
まだ上を見て
そんな簡単なものじゃない
思い知ったろう

情けない姿を引きずって
それでも歩かなきゃいけないんだよ
例えば指を刺して笑われたって
ボクが決めたことならば
前に行くしかないんだよ
死ぬほど歩いて
死ぬほど泣いて
それ

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2.1

2.1

そらのいろが
くろにかわりはじめる

おひさまは
おうちにかえるじかん

だんだんあかりが
ふえていく

しろだったせかいが
おれんじいろに
そまっていく

ぼくもおうちにかえろう

またあした
きみとわらって
あるけますように

いくじなし。

少し向こうを歩く君を
呼び止められず今日も
大きく手を振ればきっと
君に見えるのに

あの日君の隣を歩いていた
あの子のことを聞けなくて
次に会う約束すら

僕は今日も意気地なしだ
夢の中ならどんな場所へでも
君を連れて 君を連れて
抱きしめることだってできるのに

待ってるだけ

待ってるだけ

あとちょっとだけ
あとちょっとだけ
ここにいたいんだけどなぁ

気付いて欲しくて
袖をつまんでみるけど
顔は上げられないんだ

君に 好きだと言ってもらえるのを
待っているだけなんて
僕はずるいかな

スポットライト

スポットライト

まぶしい光
真っ白で 暖かい
そこに向かって走る
向こうから差す光は
他でもない
僕を照らしている

みんなが見ている

そんなことより
僕は輝いている
照らされているのは
僕だ

腕をめいっぱい伸ばして
たくさん息を吸って
大きな声を出して
汗を滴らせて
涙を混ぜて


歓声が聞こえる
誰かが泣いている
誰かが笑っている


もう二度とこない

通り過ぎる前に

捕まえて

四月のおわり。

四月のおわり。

さみしいと
わがままを言った後
きみはそっと
いなくなってしまった

わかっていたよ
一番じゃないこと
でもね
知らないふりをして
いい子のふりをしていたんだ

きみの手があたしの髪に触れて
頬をなでる
順番なんてどうでもいいと
素直に君を想える
見つめる目は優しくて
すぐにでもその唇を

部屋に残った歯ブラシも
もう捨ててしまわないと
ただでさえ
春の風のにおいは
きみを思い出させるのに

カー

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