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1.10.sun

グラスに氷とウイスキー

前は苦手だった

もっと甘いのが好きだった

グラスに氷とウイスキー

一人で寂しさを埋めるには

これくらいがちょうどいい

これくらいが

頬杖をついて
ピアノの音に酔いながら
グラスに氷とウイスキー
奥の方にかすかに甘く
鼻から胸へ通り抜ける香りに
酔いながら

今は誰の言葉もいらない
一人静かに
小さくなる氷をながめている

あの日隣で
ウイスキーを飲む君を
思い出しながら

読んでくれてありがとうございます。 制作費、活動費として使わせていただきます さらにいいモノを作れるよう頑張ります。