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#アコースティックギター

見つけた。

見つけた。

見事にぶれる

いきたいところ?
みたいもの?
やりたいこと?

ああそうか

僕の好きは

この時間だったんだ

今さらそんなこと言えないよなぁ

だから目をそらすように
夢中になるんだ

逃げてるだけなんて
カッコ悪い
最後には誰かに何か届いていればな

なんて思いながら
だから
誰かのためにって難しいんだ

いっそ僕のために
いっそ
いっそ僕が笑うために
僕の心を

洗うために

こえ。

こえ。

声がきこえるまで
ぼくはずっときみのことを
考えてしまうんだ
一日中きみのことを
考えてしまうんだ

そのときぼくは
きみを大切に思っていたと知る
失いたくない気持ちが
きみに重なっていることを知る

きみがぼくにくれた言葉が
たった一言だったとしても
きっと必死にきみのところへ
走っていくんだろう

きみに会いに いくんだろう

あこがれ。

あこがれ。

夢中になれる人
人を褒められる人
言葉をたくさん知ってる人
みんなを笑顔にしてくれる人
誰かのためにモノを作る人
理解しようとしてくれる人
一緒に笑ってくれる人

自分にいいところがないなんて
思わないで

自分にいいところがないと
思える人は
人のいいところを見つけられるという
いいところがあるんだよ

それを伝えてごらんよ
そしたらほら
笑顔をあげられる人になれる

笑顔の魔法は
とてつもなく

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12.19.sat

12.19.sat

懐かしい歌を
口ずさんでいた
君と歩いた道で
イヤホンから流れていた
何度も 何度も
肩をぶつけるくらい
ぴったりくっついて

少し早い君の歩くスピードに
ちょっとだけ無理して歩幅を合わせた
気付かれないように
置いていかれないように

君の腕にしがみついて 大きく息を吸った
君の匂いに包まれて 

12.27.sun

12.27.sun

今がその時だ

一つ上のステージへ

煌めくスポットライトの下へ

後ろを見ている暇はない

ただ今はがむしゃらに

夢見た場所に一歩でも

近づいていこう

1.09.sat

1.09.sat

別にそんなんじゃない
好きなことして
心が踊っていただけ
別にそんなんじゃない

好きとか嫌いとか
別にそんなんじゃない
愛とか恋とか
別にそんなんじゃない

耳元で声がするから
返事をしなくちゃと
そう思っただけ

もう少し

なんて
ただ楽しかっただけだから
君を好きになったからじゃない

1.10.sun

1.10.sun

グラスに氷とウイスキー

前は苦手だった

もっと甘いのが好きだった

グラスに氷とウイスキー

一人で寂しさを埋めるには

これくらいがちょうどいい

これくらいが

頬杖をついて
ピアノの音に酔いながら
グラスに氷とウイスキー
奥の方にかすかに甘く
鼻から胸へ通り抜ける香りに
酔いながら

今は誰の言葉もいらない
一人静かに
小さくなる氷をながめている

あの日隣で
ウイスキーを飲む君を
思い

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1.11.mon

もう何を言っても無駄よ
あなたの声は私には届かない

見ているものが違うのね
これ以上引き止めないで
しがみつかないで

私がいるのはここじゃない

何度も繰り返してきた
もうここには戻らない
今までありがとう
さようなら

1.22.fly

1.22.fly

好きなものを
好きだと言おう

好きな人に
好きだと言おう

それを我慢するから
いつも心は苦しくて
下を向いて
眉間にシワが寄って

大切だから
好きと言わせて

もううるさいって言われても
気が済むまで
好きと言わせて

ボクはキミが大好きで
ボクはキミが
大切で
大好き

1.25.mon

1.25.mon

ねぇ聞いてよ
なんて、聞いてもらえるほどのこと
何をしたんだ
また足りなくて
まだ足りなくて
悔しい思いをしたんだ
当たり前さ

周りの期待に
今のボクじゃ答えられない
まだ上を見て
そんな簡単なものじゃない
思い知ったろう

情けない姿を引きずって
それでも歩かなきゃいけないんだよ
例えば指を刺して笑われたって
ボクが決めたことならば
前に行くしかないんだよ
死ぬほど歩いて
死ぬほど泣いて
それ

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2.1

2.1

そらのいろが
くろにかわりはじめる

おひさまは
おうちにかえるじかん

だんだんあかりが
ふえていく

しろだったせかいが
おれんじいろに
そまっていく

ぼくもおうちにかえろう

またあした
きみとわらって
あるけますように

2.2

2.2

あと少しだけ
あと少しだけ
時間は止まりませんか

もう少しだけ
もう少しだけ
君を見つめさせて

あと少しだけ
あと少しだけ
君の心を聴かせて

もう少しだけ
もう少しだけ
僕を可愛がって

あと少しだけ
あと少しだけ
そばに居させて

もう少しだけ
もう少しだけ
抱きしめていて

3.8

3.8

もう笑わない
君の前では 笑えない
どんな素敵なディナーも
味気ない

大好きなコーヒーも
今日は美味しくない
家に帰って 僕のブレンドを
淹れなおす

いつからこんなにも
君の声も聞こえないくらい
元には戻らない
からまったイヤホン

部屋に響き渡る
テレビの向こうの笑い声
水をやり忘れた
乾いたサボテン

大切なものはなんなのか
交わした言葉も
交わらずに
伸ばした手は
行き場を失い
僕はただ

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20210401

20210401

ココロに棘が
増えてきたら
まずすること

少し離れた
誰もいない場所で
そっと目を閉じて
深呼吸

そのあときっと
思い出すのは
君の笑った顔だから

一日の終わり
毛布にくるまり
君の声を
君の声を
夢の中で君と
会えたらいいのに