【考察】ドラ1投手の身体の特徴と骨盤の関係性について
私のページまで来ていただき、誠にありがとうございます。少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。
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共にプレーをしたドラ1投手3人について、少し考えてみました。
【ドラ1投手3人の意外な共通点】
彼らはイマドキのパワーがある投手ではなく、どちらかというと『球のキレ、コントロール』で勝負するタイプの投手でした。今もその投球スタイルで活躍しています。
1つ共通した身体の使い方があります。
それは
『骨盤が良い位置にある中でプレーをしている』
ということです。
【①骨盤とは】
寛骨と仙骨、尾骨によって形づくられる杯形の構造を『骨盤』と呼びます。骨盤は、上半身の体重を支える役割を担っており、骨盤の位置や動きは、大腿骨の動きに連動します。
一言でわかりやすくいうと
『上半身と下半身の繋ぎ目』
です。
【②骨盤が正しい位置にいるとなぜ良いのか】
私は医者でも専門家ではないのですが、、、
現場サイドでプレーを見ていると、、、
『骨盤が安定することで手足が動かしやすくなったり筋力も発揮しやすくなり、スポーツ競技におけるパフォーマンス向上に繋がる』と考えています。
そのため、
骨盤が良い位置にいる選手は良い選手が多いです。
【③骨盤後傾から正常型の位置へ】
ドラ1選手3人のうち1人は社会人2年目までドラフトでは指名されない選手でした。
良い時は凄いボールを投げるけど、安定した成績を残せないことが課題で、その原因の1つに『骨盤の後傾』がありました。
彼は社会人2年目の冬に骨盤の後傾している身体のシルエットの改善、自分の身体のポジション(骨盤の位置)を日々チェックしていました。優先事項として、筋トレよりもストレッチや骨盤矯正のエクササイズを増やして、社会人3年目には、球速アップと、投球内容の安定に繋がり、ドラ1で指名されるまで劇的に成長していました。
(あくまでも一例ですが、、、)
【④骨盤の位置の改善方法について】
いまはたくさんの情報があるので、調べれば多くの方法があると思いますので、自身で調べてみてください。当然、骨盤が良い位置になったからと言って良い選手になれるわけではありません。
ココで1番大事なことは
『自分の身体を知る』
ということです。
では何をするのか、、、
手っ取り早い方法が
『裸になって自分で身体を確認すること』
です。
裸になって、鏡を見て、、、
まずは自分で手当てをするように、身体を直してみてください。
骨盤を正しい位置に戻すだけで、瞬間的に良いポジションになり、スムーズな動作が生まれることがあります。
ただ、残念なことに身体は日々変化します。
そのため、日々のチェックが必要です。
日々の気づきの連続は、そのうち鏡を見なくても自分で気付くことが出来るようになります。まずは自分の身体の変化に気付けるようになると良いと思います。
【最後に】
ドラ1投手の3人とは、寮生活を共にしていたのでお風呂も一緒に入りますが、ふとした時に彼らを見ると、骨盤がしっかり立って、シャンプーしている姿を見ました。無意識に良い身体の使い方をしている証拠です。
日常生活も自分と向き合ってみると、パフォーマンス向上へのヒントがあるかもしれませんね。
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