やっと安部礼司を聴くことができるようになった48歳サラリーマン
最近、安部礼司を聴けるようになった。
しばらく安部礼司は避けていた。
デビュー曲を封印するロックバンドみたいなものだった。
ここに逃げては駄目だって思ってサラリーマンやっていた。
そのサラリーマン生活も20年となり、色々とリミットが外れた。
もうこの仕事を続けると思う。
そして、安部礼司を聴くことができるようになった。
日曜日の夕方がいい。
そして、今日の安部礼司の選曲は、自分にとってパーフェクトに近かった。
その勢いでiPod nanoをシャッフル再生して、エモい曲を中心に聴いている。
「エモい」という言葉は「キモい」と同じで使いたくなかった。
でも、今の感じはエモいがしっくりくる。
今日の安部礼司は「中年の危機」がテーマだった。
ちょうど見ていたフェリーニ「81/2」も中年の危機の映画と言えば、そうだった。
そして「ドライブ・マイ・カー」。
チェーホフのワーニャ伯父さん47歳。
中年の危機をやり過ごすのに、安部礼司と1990年代にインプットした大量の音楽は機能する。
安部礼司を聴いているとサラリーマンも悪くないと思えるし、明日の朝、ブルーマンデーであっても自分の体を職場に運べば、それで勝利。
おすすめします。