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目標と目的の違いを再確認してみた
マーケティング会社の一人事務職のあきづきです。
社員の数が一年で10人増えたのに、
事務員1人体制は相変わらずです。
会社で公開しているウェブページに
エラーが頻発しているので、
対応案をまとめてマーケティング部
に
改善願うことにしました。
ただ、エラーが起きてます!では
単なる報告で終わってしまうので、
なぜ優先的な対処が必要なのか?
それをしたことによってどのような
メリットがあるか?
もまとめの冒頭に盛り込むことにしました。
そこではたと気になったのが、
対処する目的、目標、
この場合はどっちで書くんだっけ?
そもそも、目的と目標は同じ意味で
使っていいんだろうか?ということ。
なんとなく、の解釈では、
======================
・目的ー粒度が最も大きい。ゴール。
・目標ー目的より小さい単位。
目的に到達するために
短期に、いくつか設定するもの
======================
私の勤める会社の場合、
会社で事業をする目的は、
すべての人が個人のなりたい未来を
手に入れるための起業・副業スキルを
提供していくこと。
今年の会社の目標:
🚩 年商10億円を達成する!
それを達成するために、
私個人としては何やるの?←目標
それをやることによって私個人が
得られるもの←目的
昇進する、とか
起業のためのコネクション、とか。
===============
目的の中に目標があって、
目標の中にまた目的があって、、、
目的(または目標)を細分化していくと、
マトリョーシカか?というくらい
こんがらがってきます。
Weblio辞書(https://www.weblio.jp/)で検索すると、
目的
1.実現しようとして目指す事柄
2.倫理学で、理性ないし意志が、行為に先だって行為を規定し、方向づけるもの。
目標
1.道などを行く際の目印。目途。
2.標的。まと。
3.到達や実現を目指してもうけた水準。
さらに、目的と目標の違いとして、
目的・目標——「目的(目標)に向かって着実に進む」のように、めざすものの意では相通じて用いられる。
「目的」は、「目標」に比べ抽象的で長期にわたる目あてであり、内容に重点を置いて使う。「人生の目的を立身出世に置く」
「目標」は、目ざす地点・数値・数量などに重点があり、「目標は前方三〇〇〇メートルの丘の上」「今週の売り上げ目標」のようにより具体的である。
ということでした。
目的を持って、仕事をしよう
私が最初に就職した旅行会社の
H◯◯では、到達目標という名の
ノルマがあり、それ以降の会社でも、
ずっと目標を立て、達成を目指すことを
繰り返してきました。
でも、目的の方は常にあいまいで、
会社の目的と、自分の働く目的が
マッチしたことはなかったかも知れない、
と今になって思いました。
会社にいる社員が個々の目標を
達成すると、会社の目標が達成される
ことになり、
それを繰り返すことで、
会社の目的が達成されていく。
社員一人ひとりも、個々の目標を
達成することで、お給料や安定と
いったところを超えて、
自分の夢や未来の目的に近づいていく。
会社と自分がそんな関係を築けたら、
複利が働き、業績も伸びそうですねえ・・・
と、他人事のように思いながらも、
目的と目標の違いを改めて確認できたところで
私のマニュアルは無事、目的を掲げて
マーケティング部長に進言することが
できましたとさ(^^)
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ちなみに、上司はよく私に
「これをやるのは何のため?」という
ことを聞いてきますが、
その時に、「3人のレンガ職人の話」を
されたことがありました。
「もしドラ」で日本でもブームになった
経営思想家 ピーター・ドラッカーの
「マネジメント」という本に、
イソップの寓話として紹介されているのですが、
今回、目的と目標の違いを調べていて、管理者の
研修などでもよく取り上げられる逸話として
かなり、ポピュラーな話だということを
初めて知りました。
興味のある人はチェックしてみて下さいね。