#ドッグイヤー 『プロセスエコノミー』1
■世界は、やがて、ローカル・ハイクオリティが死に絶え、グローバル・ハイクオリティでノーコミュニティ層と、ローカル・ロークオリティでコミュニティ層の組み合わせに分かれていくでしょう。それらは、交わることなく、より分断されていきながら社会への影響力を強めていくのです。
■消費者が商品の質だけでなく、その思想やメッセージに共鳴し、商品を買ったり、応援したりする姿を見て、「信者ビジネス」と揶揄する人もいます。
しかしながら、現代において人々の所属欲求を満たし、人生の進むべき道を照らすことは、商品の品質と同様かそれ以上に大切になってきているのです。
■プロセスエコノミーについて考えるうえで、コトラーの理論はとても役立ちます。
・マーケティング1.0=製品中心のマーケティング⇒機能的価値訴求
・マーケティング2.0=顧客志向のマーケティング⇒差異的価値訴求
・マーケティング3.0=価値主導のマーケティング⇒参加価値訴求
・マーケティング4.0=経験価値志向のマーケティング⇒共創価値訴求
■「すべてのサービスは自分が自分らしくなるためにある」。これがマーケティング4.0の重要な視点です。受動的な消費者に甘んじるのではなく、誰一人置き去りにしない世界を構築するために、消費者もメーカーの活動に参加し社会変革に挑戦していく。
これがマーケティング4.0の世界です。
■「△△が正解だ」と定義したところで、変化が激しい時代には、その定義自体が変わることが多々あります。
ならば、修正することを前提にしたほうがいい。正解を出すことにこだわりすぎず、β版(試作品)でもいいからとりあえず表に出して、多様な人からフィードバックを受けながら柔軟に修正していけばいい。
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