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#ドッグイヤー 『1秒でつかむ』2

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そのコンテンツが魅力的だという立証責任は、エンターテインメントや、ビジネスにおいてはあくまで作り手側にあるのです。

■「具体性」のキーワードは2つ 「固有名詞」と「数字」です。

固有名詞と数字にこだわると、「具体性」が増します。

「そば屋」より、「富士そば」のほうが具体的にイメージがわくでしょうし、「富士そば」より「新橋の富士そば」が、鮮明にイマージがわきます。

「サラリーマン」より「銀行員」のほうが具体的にイメージがわきますし、「銀行員」より「りそな銀行の30代行員」が、鮮明にイメージがわきます。

■常に「めんどくさいな」という「心の動き」を推測しながら、進行していく。この「受け手がめんどくさいと思うんじゃないか」という視点を入れるか否かは、ストーリー作りにおいて、「わかりやすさ」に大きな差をもたらします。

めんどくさいと思わせない技術の中には「常に受け手の心を推測する」という手法以外にも大切な4つの「ない」の手法があります。

①計算させない

②混乱させない

③補助線をひかせない

④思い出すのに苦労させない

■「見えない『魅力』を伝えるために」

①「受け手」がわからなくなっていないか?

②「受け手」がめんどくさいとおもっていないか?

③「受け手」が不快に思っていないか?

④「受け手」が興味を持てないものになっていないか?

■「興味がそもそもないのに、どうやって興味を持ってもらうか」

「常に興味を持ち続けてもらう」ことが要求される中で、大切なのは「アタマ」と「ケツ」。途中がつまらなくても、エンディングでそれをしっかり盛り返せば勝利です。

すべては「設定力」まず、「見たい」と思わせる「設定」が必要です。

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