#ドッグイヤー 『まちづくり戦略3.0』2
■重要なのは、代官山が他のまちにはない独自の価値を提供したことです。特に200メートルのまちづくりでは、何らかの特徴をつくってとがらせることが大事です。
■上勝町の事例、ポイントは、ひとつは、自分たちのすぐ近くにある環境の価値に気づいたこと。そしてもうひとつは、原価思考をしなかったことです。「原価思考」で進めてしまっていたら、そこまで高い値段はつけようとは思わなかったはず。「価値志向」にすれば、葉っぱの値段をあまり気にしないで、「これくらいの値段でも買ってもらえるのでは?」という発想になり、強気の値段設定も割とできたりするのです。
■数字によって経済効果を計算することでまちづくりの成否を明らかにでき、撤退や継続の判断ができることにもなるのです。そこでまちづくりでも「価値」の概念が不可欠であり、訪れるひとに魅力を提示しなければなりません。
■まちづくり成功の指標、そのひとつに「まち上場」があります。まち上場とは、株式市場のように時価総額を上げることで価値を高めることを指します。それにより、人流の増加と経済的な成長を目指していくのがポイントです。
■これからのまちづくりについて考えるとき、キーワードとなるのが「観光以上、移住未満」という発想。これまでのように観光需要を喚起するだけでなく、しかも移住ほど負担がないあり方を模索するのが、未来のまちづくりのあり方です。
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