#ドッグイヤー 『ドラッカーの実践経営哲学』1
■成長の両輪 起業が成長するのはイノベーションとマーケティングによるという。イノベーションとマーケティングが新しい市場をつくりだすからだ。新しい市場をつくりださせなければ既存の市場でシェア争いを続けることになり、価格競争に巻き込まれてしまう。
■常識が反転した われわれは現在の状態を不況だと思って大騒ぎしているが、不況が起きているのではなく、工業社会から知識社会への転換が起こっているのだ。
■ビジネスマンの責任 ビジネスの目的は、基本的にはヒト、モノ、カネなどの経営資源(生産手段)を投入して、「投入した以上の価値を生む製品やサービスを産出すること」という事ができる。
■付加価値を増やせば丸く収まる マルクスは、「富は朝から晩まで長時間働くことによって生まれる」と考えたが、この答えは間違えだった。富(付加価値)は知識(ナレッジ)によって生まれるものだった。
■付加価値を増やす方法 民間企業は多勢の人間(株主)からカネ(投資資金)を集めて株式を発行して事業を行っているから、株価が上がれば値上がりによって多勢の人間(株主)が潤って景気が良くなる。
売り上げを増やすためには売り物を開発する活動(イノベーション)と買ってもらう仕組みを作る活動(マーケティング)の二つの活動が必要なのである。
■経済を発展させるのは政府か企業か シュムペーターは、「経済が発展するのは起業家が時代遅れになった古い製品やサービスを破壊して、新しい生産性の高い製品やサービスへ入れかえるからだ」と説明した。
■イノベーションの本質 設計を革新したり、製品を革新したり、価格を革新したり、顧客サービスを革新したり、営業を革新したり、組織を革新したり販売手法を革新したり、物流を革新したり、人材開発を革新したり、ありとあらゆる活動をお客を満足させて儲かる活動に作り変えることをイノベーションというのである。
▼空き家にまつわる様々なトピックスが毎日読める協会HPはこちら↓↓
https://www.akiyakanrishi.org/
▼instagramでは「空き家フォトコンテスト」の作品も見られます↓↓
https://www.instagram.com/akiyakanrishi/